結局は国有化で話が決まっていく様子の尖閣購入。国が動かないからやったという石原都知事の言動に多くの賛意があり、約14億円の寄付が集まった。それに対し国は20億円以上ということだ。
 
当ブログでは既に書いているが、寄付者の中では納得がいかない人たちは多いだろう。しかし筋道論からすれば国がやることであり、それは国防、外交が絡むことから都の額域ではない。現にチャイナはいちゃもんをつけているのだ。
 
また、国土を守るということからの寄付なのだから、感情論で納得がいかないとしてしまえば左翼の原発ヒステリーと同列であり、自重すべきなのは言うまでも無い。それが政治である。
 
問題なのは、国が漁民の安全のための措置を何ら講じないということだ。中国様をこれ以上刺激したくないという意図があり過ぎる。これではいけない。また政治状況からもいつまでも伸ばせば問題は悪化すると考えたのだろうが、今回の対応を見ていれば、動こうと思えば動けるということもまた証明したことになろうか。
 
それでも単に国有化して「誰も入るな」で終わるのであれば、いつまでも領土問題として食いつかれることが分かっている。これで万が一対応を誤り、つまり政治活動で不利になるようなことがあれば、成さぬことの罪を問いただしても遅いということになる。