7勝23敗1分け(※2018年5月6日終了時点)

 

昨年のゴールデンウィーク最終日(5月7日)の時点では20勝7敗で首位にいた東北楽天ゴールデンイーグルスが、今シーズンは全く逆の成績となり現在最下位。

 

この敗戦で自力優勝の可能性が無くなるなど一年で天地が入れ替わった状況に陥っています。

 

 

こうなるとこれからの起爆剤としてはもちろん、来期以降に切り替えるという意味で若手選手の抜擢に活路を見出したくなるのがファンの気持ちではないでしょうか?

 

その期待を浴びているのが昨年のドラフトで2位指名を受け入団した岩見雅紀と2014年に同じくドラフト2位で入団した内田靖人。

 

最大の特徴は長打力。イーグルスは2005年に創設して以来、和製大砲と言えば、2007年に本塁打王となった山崎武司さんになりますが、ドラフト(もしくは実績の無い選手をトレード)で獲得し、自前で育成した生え抜きの和製大砲がおらず、14年目になる現在においてもチームの課題と言えます。

 

ちなみに2005年以降、20本塁打以上打った非外国籍選手を入団したチーム別に分けると以下のようになります。

 

 

自前の選手でいうと、シーズン最多本塁打は昨年、茂木栄五郎が記録した17本ですので、未だ0人。

ファンにとてもチームにとっても、和製大砲の育成は悲願と言えるでしょう。

 

 

岩見雅紀については個人的にも興味があり、それは現在ライオンズ、そして通称「山賊打線」の4番打者としてチームを引っ張る山川穂高と「大卒の長距離砲」「ドラフト2位入団」「アンコ型の体系」と共通点も多く、成長曲線を比べたいとの思いがあるからです。

 

 

 

岩見に対してイーグルス首脳陣は「守備の問題もあるし、早い球に苦しんでいるから」と一軍昇格に慎重な姿勢を取っています。

 

※スポーツ報知→http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180427-OHT1T50133.html

 

岩見の成績を数字だけで判断すると、山川に比べ三振が多く、四球が少ないし、純粋な長打力の指数と言える【IsoP】でも、山川に比べたら若干劣っています。

これは内田にも言えることで、年々三振率は減って(良化して)はいるものの、四球との割合を見ると、精度の部分で粗さを感じます。

もちろん二人ともOPSが9割を超えるなど、打者としてはかなり高いレベルに位置しているとは思いますが。

 

ここで問題となってくるのが、チームとして和製大砲を育成したことが無いという問題。

 

さきほど2005年以降、20本塁打以上打った非外国籍選手の一覧を出しましたが、あの表ではチーム創設前からいた選手が数多くいて具体的な育成という意味で適した表ではありません。

なので2005年以降に入団して、20本塁打以上打った非外国籍選手の一覧というのを作ってみました。

 

 

一軍での打席数と本塁打数を表にしたものですが、20本以上打った選手を一番多く育成したのは、ライオンズとファイターズで3人。一方、1人もいないのはイーグルス、マリーンズ、ドラゴンズの3チーム。

 

ZOZOマリンスタジアムやナゴヤドームは本塁打が出づらい球場の為、不利な一面はありますが、同じく本塁打が出づらいとされるマツダスタジアムを本拠地にするカープから2人の選手が輩出されているのを見ると、育成下手との印象は拭えません。

 

※2017年球場別パークファクター→http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2453.html

 

マリーンズは井口資仁監督に代わり、井上晴哉を4番で起用し続け、ドラフトでは安田尚憲をドラフト1位で獲得するなど、長年不在だった和製大砲の育成に注力し始めています。

 

また坂本勇人以来、長距離砲の育成に苦労しているジャイアンツは村田修一を放出し、阿部慎之助の出番を減らしてでも岡本和真を育成しようとフロントと現場が一体となって、取り組んでいます。

 

長距離砲の育成には時間がかかるし、当たりはずれもある。足のある選手もしくは守備上手い選手比べて、使い勝手も悪い。それでも使わない限り、育成は出来ない。

 

果たしてイーグルス首脳陣に「見極め」と「我慢」ができるか?

 

僕はライオンズファンですが一人のプロ野球ファンとして、イーグルスの動向には注目していきたいと思います。

 

では(。・ω・)ノ゙