アンプの電源ケーブル交換 | Yas-nori's listening room

アンプの電源ケーブル交換

アンプの電源ケーブルは2代前のPM-14SAVer.2時代に作った自作品を使ってました。

たぶん10年選手。

付属品より太いほうがよかろうと3.5sqの電力線に両端プラグは

 壁側:パナソニック?

 アンプ側:オヤイデC-046

を使用。

グレーそのままでは殺風景なのでナイロンシースを被せて。

アンプをE-370に買い替えた時も付属のケーブルより太いので特に気にせずそのまま使ってました。
ただ電源コードなのであまり古いのもやや心配。
単なる交換でよいのか、音質を考慮したものに交換したほうが良いのか。
ひとまず交換したときの音質差を感じられるのかどうか、一度も使っていなかった付属ケーブルを繋いでみました。
PC用についてくるものと見た目は大して変わりませんが。
試聴したら、案外バランスが良い。
単に買ってすぐ音を出せるためのおまけではなさそうです。
あらためて自作品を聴いて比較してみると
・勝ってる
 低域の量感が増す
 中域は濃い
 全体にはなめらか
 静か
・いまいち
 中低域の抜け
 ボーカルのあと一伸びがほしい
昨今の市販品はちょっとよさそうと思うと3万以上とか。
アンプが30数万なのでその10%以上をかけるのはいかにもバランスが悪い。
線材だけ買って交換すれば安く上がるのではないかと。
・要望項目
 太い
 アース配線はしていないので2芯
 キャブタイヤタイプ(好み)
というのに合致したオヤイデブランドのTUNAMI NIGO V2を買ってきました。
評価はいろいろ、大満足という人がいればハイ上がりでやかましいという人もいたり。
作りがしっかりしていれば悪いことはなかろうと信じて組み立てます。
とりあえず電源プラグはそのまま使用です。これも交換すると市販品に近い値段になってしまうので。
完成
しかしシースが硬かった(笑)。
両端を3cmほど剥いて処理しましたが、最初から3cmだと軽くカッターを当てて切れ目を入れるときに全く線材が曲がらず。
もったいないですが6-7cmほどシースを剥いて、あとから芯線を必要な長さに切断しました。
 
試聴
物足りなかった中低域の抜けとボーカルの伸びが改善しました。
代わりに他の帯域が耳につくのではと心配しましたが、副作用は認められず。
わずかにハイ上がり感はありましたが、一晩通電したところ気にならなくなりました。
ロック、ジャズ、アニソンなど特定のジャンルにすり寄るわけでもなくそれぞれよく鳴ります。 
うちのクラスのシステムで電源コード交換がどの程度音に影響するのか浪費に終わるのか心配でしたが。 
2mで約1万円、まあまあのグレードアップになったかなと。