サトーパーツ(SATOPARTS) T-10
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フォノイコライザーAT-PEQ20は快調に使用中ですが。
以前にKP-9010グリス入れ替えの項に追記したアース端子の接触が時折悪くなりハム音が出るのは気になってまして。
端子止めネジを交換してみました。
○印部分。
構造は背面パネルにバーリングタップを立てて端子止めネジをねじ込んあるだけです。
内側は抜け防止のため先端を潰してあります。
シンプルで不具合など何も起こらない感じではありますが。
プレーヤーのアース端子をネジでリアパネルに押し付けますが、パネル面はおそらくアルマイト処理で導通は無し。
なので
アース端子
→止めネジ根元のギザギザワッシャー
→止めネジのネジ部
→パネルのタップ
という際どい経路で導通しているのかなと。
そこでサトーパーツのT-10というパーツに目を付けました。
ナットの二面幅が5.5mm=M3ネジで、AT-PEQ20のアース端子のねじと同じなのでタップをそのまま使って交換が可能です。
現状の端子止めネジは先端を強力なニッパーで出来る限り切り取ってから少々無理やりに回して抜き取ります。
T-10をねじ込む際にワッシャーを噛ませることで、アース端子はリアパネルに直接ではなくワッシャーに当たるようにします。
さらに内部からナットで強固に締め込むことでリアパネルのタップとT-10のネジ部とワッシャーをしっかり密着させて確実な導通を狙います。
図示するとこんな感じに
完成形はこちら。
とりあえず、オリジナルよりかっこいいかなと(笑)。
KP-9010のアース線を接続して聴いてみたところもちろんハムは出ず、端子を揺すっても音は変化しなくなりました。
また少々信頼度が上がりさらに安心して使えそうです。