AT-120Ea復活

オーディオを始めて最初に買ったカートリッジがAT-120Ea/G。
当時のオーディオテクニカAT-1xxEaシリーズのローエンドですね。
音がいいとも悪いともわからず。
でもその前使っていたのは、なんかのシスコンについていたものを取り外して使っていたもので、なんか歪みっぽい中古品。
新品針なので摩耗による歪みのない音というだけで感激でした(^^;)。
その後は
AT-F3/2
AT-OC30
AT-33PTG
など使ってきましたが。
テクニカはじめ各社の定価アップでMCは手が届かないものになっていきそうな不安があって。
MCのボディ交換よりは安価な針交換で使い続けられるMMはどうかなと。
オルトフォンやSHUREとか欲しいというのはありましたが。
手始めにAT-120Eaを復活させてみました。
すでに針はディスコン。
ネット情報でAT-100E用の針が使えそうということでこれを買いました。
ATN-150MLX(AT-150MLX用)も使えそうでしたけど、価格改定で24000円くらいになってしまったので見送りです。
ヘッドシェルはAT-MS11というマグネシウムのシェルとセットでしたけど。
手持ちのAT-LH13/OCCと交換です。
オーソドックスな高剛性のLHと、ローマス向け軽量高剛性のMSどちらがよいかはありますが。
ちょっと違った音を聞いてみたいのでLHに交換します。
試聴。
なんかごそごそした音。歪みも多いような。
針圧は推奨の中心1.4g、ダンパーが硬いかと上限の1.8gまで上げてみましたがさらに悪い感じ。
では重すぎ??。
逆に減らしていったら、結局針圧ベストは推奨の下限の1.0gでした(^^;)。
20年以上寝かしていたせいか、AT-100E用の針との相性か。はたまたシェルも含めてか。
手持ちのカートリッジではたいてい重めにする方がトレースは安定するし音もよいのがこれまでの経験則でしたけど。
決めつけてはいけませんね。鳴らし込みで変わるかもですし。
この状態でかなりいい感じ。
ソースによるでしょうが、歌ものだと結構いいとこ行ってます。
ほんとはこれでMMの良さが確認できたらSTEREO誌で聞き比べをやっていたSHUREのV-15シリーズに手を出そうと思ってましたけど。
これでも結構いけるかなと。
先々どうするかは手持ちのMCの針が全滅した時にまた考えます(^^;)。