シートバッグベースの作り方

3回に分けて記事にしましたが

今回で最終回です。


前回まな板を貼り合わせて

裏面にレザーシートを貼り付けました。


裏返すとこんな感じです。

埋め込んだボルトを

瞬間接着剤で回り留めしました。

ゼリー状で引っ掛けて

普通の瞬接で固着のイメージです。

ハンダ付けとか

他の方法でも良いかと思います。

一回り(約3cm)大きくカットした

レザーシートを写真の様に置き

いよいよタッカー作業です。

写真の様にまずは上下の

対向を留めます。

シワにならない様に

良く伸ばしながらタッカーを打ちます。

ちなみに私のタッカー(ステープル)は

かなり古い物で

15年?

コーナンで買った安物です。

針をコーナンに買い足しに行くと

本体は現品特価

針は投げ売り状態でした😂


針の幅を肩幅と言う様ですが

この古いタッカーは10.3mm幅

最近の主流は12mmの様です。


これからタッカーを買われる際は

肩幅12mm規格で買う方が良く

足長は6mm〜10mmまでが

使い勝手が良さそうです。


余談が長引きましたがmoto位!


タッカーを上下対向→左右対向と打ち

対角+対向を意識して

表面がシワにならない様に

バランスをとりながら打ち込んで行きます。

角の処理は

写真の様に切り込みを入れて

だぶつく皮を少し間引きします。

そして

下の写真の様に

ギュッと引っ張りながら

タッカーを打ちます。

ここまで来れば

かなり綺麗に仕上がります。

シワが気になる場合は

さらにタッカーを打ったり

一度外して引っ張り直してタッカーします。


スペーサー

シングルシートカバーの
三次元局面に
真っ直ぐなまな板をフィットさせる。
その為のスペーサーを作ります。

pick upでリンクしているゴムは

実際に使っているスポンジゴムとは

少し違うのですが

ポイントはカッターナイフで

不要な部分を削ぎ落とせるコシがある事。

柔らかすぎると

崩れるばかりで成形が難しくなります。

スポンジと言うよりも

これはコルクの様な質感のゴム板

写真の様に

ゴム対応の両面テープで

ゴム板をカウルの局面に沿って貼ります。

仮組みしながら

シートカウルに沿わせた

スポンジの局面と

シートバッグベースの平面が

ぴったり合う様に

削り込んでいきます。

いい感じにフィッティングできたら

汎用ステーとナットで

しっかり固定していきます。

固定が終わったら

外した順と逆の手順で

シングルシートカバーを

組み立てます。

完成!

ついに完成しました!
あとはユーロシートバッグを
ワンタッチで固定できる様に
ワンタッチ付きベルトを
適当な箇所に固定するだけです。

後半は早足で細かな部分を

少々端折りましたが

取り付ける車種や

シートバッグの形状ごとで工夫すれば

応用できると思います。


もしチャレンジされてみて

ご不明な点などありましたら

即答とは行かないかと思いますが

お気軽にコメント下さい。