ラブストーリーは突然に! | やる気!元気!本気!   

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問題だらけの教育界のなかで、感じることや、想うことを書いていきます。今の教育を変えなければ!子どもたちを変えなければ!学校を変えなければ!本当の教育とはなにか!一緒に考えてください。


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ゴールデンウィークもいよいよ終盤ですね。皆さんは、どこかに出かけられましたか?


私は、生徒のガイド実習とBBQでゴールデンウイークを終えようとしてます。しかし、生徒の一生懸命には本当にはいつも感動します。生徒から来たメールです。「何て言ったらいいか分からないンですけど、僕らが観光客にガイドをしてこれほど喜ばれるとは思ってなかったので、逆にこっちが感動しました!それと僕がガイドさせてもらった人達1人1人と出会えた事が奇跡だと思いました」本当に私たちの狙った通りの感動をものにしてくれていて、こちらが驚くくらいですね。


生徒の感受性に感謝したいと思います。


観光ってみなさん考えたことがありますか?


観光に行くときって、みなさんわくわくしていますよね。だから、そういう皆さんに何かをしてあげたい私たちもわくわくしているんです。観光にお越しになった皆さんの顔は、キラキラしてニコニコしています。観光は、みなさんを幸せにする最高のツールだと思います。


だから、生徒たちには「観光」を学ぶということの意義を理解してほしいのです。観光は、眉間にしわを寄せて考えたり、企画することではなく、多くの皆さんを「幸せ」にするための仕事だということをこのガイド実習を通じて理解してほしかったのですが、生徒の書いた感想文を見るとほとんどの生徒は、そういう「ホスピタリティー」に気づいてくれているようです。


ゴールデンウィークつぶしてしまい、先生方にも苦労を掛けていますが、でも教師の喜びっていうのはそういうところにもあるのではないかと私は思います。



さて、このゴールデンウイークに帰ってきた娘。「彼が来るから」ということで、結婚の話でもするのではないかとおおよそ考えていました。


二日目に3人でゴルフに行きました。まだまだ始めたばかりの娘と、後ろの組が詰まっているのに気を取られながらのラウンド。すこあーのことなど話しながらの帰宅。その夜は、ゴルフのスコアーをつまみにして、居酒屋で飲みました。でも、何にもそんな雰囲気の話はなく、違うのかなぁ・・・・


翌日は、私の仲間が集まってのBBQでしたので、私は朝から気持ちよく酔っ払い状態。帰宅したもののそういう雰囲気ではなかったのでしょう。


そして、出発の朝、いつまでも起きてこない二人に業を煮やし女房がお越しに行っている間に私は1時間のウォーキングに出発。帰ってみると出発の準備もでき、いつものように出発の様子の娘。


「お世話になりました」「ご馳走様でした」


そんな話をして、二人は家を出ていきました。「なーーんだ!そういう話にはまだまだなってないのかぁ」なんて思っていたのですが、二人を見送ろうと外に出たときに、急に二人に前に並ばれた。そして、彼の顔が急に真面目な顔になったとおもったら


「帰る直前にこんな話をしてはいけないのですが・・・・・」


という話が始まった。その瞬間に「あっ!くるな!」と直感した。案の定、その続きは「来年の5月には結婚したいと思っています。」という話だった。やっとそんな話になったかぁ・・・・・



思うはずだと、思っていた。





しかし、





彼の口が動き始めた瞬間に「言わないで・・・・・」と心の中で、叫んでいる自分に気づいた。

たった、30秒程度の彼の話がとてつもなく長い時間に感じた。20分も30分もその場に立っているような気がした。なにもしゃべれなかった。


口を開けば






涙が出る




そんな感じがした



なんでだろう?なにを考えているんだろう?



自分の中で、自問自答していた。娘が嫁にいく。それが現実になった。あと1年後。

現実が目の前に現れた瞬間に、いままで高をくくっていた自分はそこにはなかった。心は真っ白のまま、二人の車を見送った。女房が「花嫁の父だね!」と茶化したが、笑顔は引きつっていた。


その時に、わかったことがあった。

20年以上も前に、私が女房の家に行った時のことだ。自分のことしか考えてなかったけど、女房のお父さんもきっと同じ思いをしたに違いない。


その立場にならないとわからないことはたくさんある。

また、それを一つ知ることになった。



いろんな人から「おめでとう!」の連絡が入った。おめでたいのか?わからなかった。



娘もそんな年になったのかとあらためて感じる。

まだまだ、気持ちの整理がついたわけではないけど、今からこれでは当日が心配でたまらないことだけは事実になってしまった。



もう、ずーーーーーーーーーーと前のように感じるが、まだ昨日の話。彼の「来年の・・・・・・」の言葉が、心の柔らかいところに刺さったまま、チクチクと痛む。


早く「おめでとう」と心から言えるように、自分を何とかしなくては・・・・・