TSUTAYA、2011年の書籍・雑誌の年間販売額が過去最高を更新

カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）は2012年1月16日、同社の運営する「TSUTAYA」「蔦屋書店」のうち、書籍・雑誌を取り扱う「TSUTAYA BOOKS」の2011年1月から同年12月までの全店舗の販売額が1,024億3,350万円（前年比106％）となり、過去最高の販売額を更新した、と発表した。

同社によると、年間販売額が過去最高を更新した背景には、カタログ在庫や雑誌の定期購読を強化したこと。そして「Tポイント」を活用した「メール販促」や「POS クーポン」など、3,850万人のT会員に向けた「本を読むきっかけ作り」を行ってきたことが挙げられるという。

また、各地の有力書店が「TSUTAYA BOOK NETWORK」に加盟したことで、2010年12月末の TSUTAYA BOOKS の店舗数が前年末の625店舗から比べ39店舗増え、2011年12月に664店舗に拡大したことも一つの要因として挙げられるという。

TSUTAYA は2011年末に「代官山 蔦屋書店」をオープンしたほか、2012年以降も TSUTAYA 店舗を出店していく予定。