待機児童とは、子育て中の保護者が保育所または学童保育施設に入所申請をしているにもかかわらず、定員オーバーで入所できない状態にある児童のことです。

 

2015年10月の厚生労働省の発表では、待機児童の数は43184人ということですが、入所申請をしていない潜在的な待機児童を含めると、200万人はいると言われています。

 

なぜここまで保育所の数・保育士の数が足りないのでしょう?

国の基準を満たす認可保育所の場合、児童一人当たり3.3平方メートルの保育スペースと、児童三人に一人の保育士必要という条件をクリアーしなければなりません。

 

いくら需要があると言っても、なかなか企業参入が難しい分野なのです。

設備費用がかかりすぎますし、保育士の不足の面でも、43万人の資格をもった保育士の方々が現在頑張って働いていますが、資格をもっているにもかかわらず関係施設では働いていない潜在保育士が76万人もいます。

この方々が働いてくれたら保育士不足の問題は解決されそうですが、給料が安すぎます。

いくら子供が好きでも、責任が重く、拘束時間も長く、給料も安いとなれば、魅力のある職業とは言えません。

だったら国がもっと補助金だせよということになりますが、政治家の方々は選挙にあまり関心のない若い世代の問題より、数の面でも圧倒的な高齢化社会の問題に熱心になってしまいます。まさに高齢者のための政治です。

 

しかし、これから本当の日本を支えていくのは今の子供達です。

この日本の選挙制度自体を視野に入れ、改善していくべきところは改善していかないと、とんでもない日本社会が到来します。