“ 夏が来る きっと夏は来る ”



は大黒摩季さん『夏が来る』の歌詞なのですが、この歌の一番のサビは…



“夏が来る きっと夏は来る
真っ白な馬に乗った王子様が
磨きをかけて 今年こそ
妥協しない アセらない 淋しさに負けない”




なんですね。



要するに大黒摩季は熱い恋を“夏”として、その到来を待ち侘びているわけです。



普通“春”ですよね。



「ようやく私にも春が来た」みたいな言い回しがありますからね。



そんな春を待ち侘びる松任谷由実『春よ、来い』は…



“春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする”




となっています。想いを寄せる人がいて、その人からの良い返事を“春”としているのでしょうか。



大黒摩季は全く真っ新の状態から“夏”を、松任谷由実は既に想いを寄せ、想いを伝えた人をそれぞれ待ち侘びているんですね。






さて、我々芸人にとっての『夏』はやはり賞レースなんですね。



賞レース、特にM-1なんて決勝は12月なんですが、なんかイメージは『夏』なんです。体感として。夏に始まるからかな。



既に始まっているキングオブコント二回戦が7/30にございます。こちら是非応援しに来て下さい。緊張している我々が見られます。



そしてなんといってもM-1です。これに懸けるとかね、かっこつけおじさんなので本当はあんまり言いたくないのですが、これに懸けてますよ。我々のような漫才師は。



大黒摩季が夏は来ると信じ、先に結婚していく友達を尻目に努力しているように、我々も日々のライブに精を出しております。すべてM-1に繋がっています。ライブ、詰まってます。



そんなライブの一環として…



8/18(日)

『ONE DAY 2』

@池袋東口GEKIPA 





が、ございます。こちらはツーマンライブを日に5本ぶちかます、とんでもない変態ライブです。全員の良いところ吸い取って太ってやろうと思っています。何卒。




“夏が来る きっと夏は来る 頑張ってるんだから絶対来る”



大黒摩季さんは曲の最後は半ば投げやりに、最後は精神論と言わんばかりの待ちっぷりです。なんか共感。



絶対来る“夏”に想いを伝えて良い“春”を待ちたいです。ご一緒にいかがですか?