2月16日から確定申告が始まっている。
コロナ禍になってから、税務署に直接行くことが制限されたのでこの数年e-Taxのお世話になっている。納付もオンラインにしたので快適だ。
ただ、確定申告コーナーは毎年毎年仕様が変わるのはいただけない。多分、アンケートの結果を翌年の仕様に反映しているのだろう。入力の仕方が毎回変わるのは却って混乱するのに。せめて数年同じ仕様で継続してから改善すればいいのに。
さらには、今年はマイナポータルとリンクさせ、医療費控除だとか、年金関係とか、株の配当など様々なマイナポータルにあるデータを確定申告コーナーに反映できるようになったので、マイナポータルを利用した申告も選べる。
マイナンバーにまつわる様々なトラブルはその後解決したのか知らないが、確か、年金番号とマイナンバーの連携がおかしいせいで、他人の年金記録が自分のマイナンバーポータルで見えてしまうなど、悪評だらけだった。健康保険証も相変わらず医療機関でトラブルだらけとか。
なので、マイナポータルと連携はせず、すべて手入力で確定申告は済ませた。
とはいえ、自分ももう数年で年金受給者になるらしいので、マイナンバーカードから年金ネットにつながるかどうかこの機会に試してみた。
流石に他人の年金記録にはリンクしていなかったが、僕のマイナンバーからは年金ネットには繋がらないようだ。マイナンバーと基礎年金番号がリンクしていない、と。
年金事務所に問い合わせてみたら、調べてみますが、数日かかります、とのこと。
基礎年金番号はわかっているので、マイナポータルを介さず年金ネットにアクセスするIDを申請することにしてみた。これがうまくいかなかったら足を運んで年金事務所にクレームにいかないといけない、と気分は少しネガティブな方向に向かっている。
ところが、年金機構の声明では次のように書いてある。
おかしいじゃないか。マイナンバーが他人の年金番号とリンクしてしまったトラブルは周知の事実なのに、この自信満々なコメント。
民間だったらただじゃ済まない基礎的なトラブルだ。
まあ、マイナンバーカードのために少し便利になった部分もあるので、目くじらをたてず、個別のトラブルに関しては地道にクレーム処理をしていこうか。
ちなみに奥さんのマイナンバーは正常に年金ネットとリンクしていた。