熊野古道・紀伊路13[中山王子~紀伊駅](09/07/26)
7月26日分の続きです。
境橋を渡り、和歌山県に入りました。
JR阪和線の線路を渡り、滝畑の集落に入ると
紀伊国で最初の王子の「中山王子跡」があります。
このあたりは、「雄の山中」といわれていたことから
「山中王子」とよばれていたこともありました。
中山王子を過ぎると、雄ノ山峠越えです。
雄ノ山峠は、滝畑から和泉山脈を和歌山市湯屋谷(ゆやだに)に
越える峠道で、標高は約180mです。
この峠道は、古代からの重要な交通路であり、
平安時代には熊野古道、
江戸時代には上方(大坂)街道として使われていました。
峠を越えるのに1時間弱かかりました。
車の量が多く、歩道もないのでちょっと危険でしたが、
今回の熊野街道歩きで、はじめての峠越えでしたので、
楽しい気持ちで歩いていました。
峠を越え、湯屋谷の追分あたりに
「わが背子が 跡ふみもとめ追ひゆかば
紀の関守い 留めてむかも」
と読めました。
このあたりは、紀伊の関、白鳥の関とも呼ばれていた関所跡です。
「白鳥」は村の若者に助けられ、恩返しに来たという村に伝わる
「白鳥女房」の伝説に由来しています。
墓地の塀の中に建つ道標
「右 加太淡島神社道、 左 和歌山及紀三井寺道」
道がわからなくなってきたのと、
雨雲がこちらへ向かってきているような感じがしましたので、
JR紀伊駅へ向かい、阪和線に乗って帰りました。
はしょった所は、次回訪れたいと思います。
この日は、天候不安定で、とても暑い一日でした。
先週に引き続き、ますます日焼けしました。
和歌山県に入り、やっと熊野を実感できるようになり
うれしい気分です。






