YARD-O-LED EDWARDIANです。

今は廃盤となってしまったELIZABETHANと並ぶ、YARD-O-LEDペンシル最重量級製品です。

以前はPLIAN軸のものもありましたが廃盤となり、現在はBARLEY軸タイプのもののみとなります。

なんと重量は40gを超えます。


とりあえず、重いです。(^_^;)a

ただ、芯自体が1.18mmのため、案外バランスがとれているのかな?と感じます。

持った感覚としてはレトロをさらに重厚にした感じで、濃い芯を入れてスケッチ等への使用には適していると言っていいでしょう。

重量バランスから言って、ペンの後ろ側を持って書く人に向いています。


これほどの重量級のペンともなると、ボールペンでサイン用等に使うのがいいのかもしれません。

机の上に置いてあると存在感が抜群ですし、”特別な時に使うペン”とするのもありだと思います。


デザインは中世ヨーロッパの貴族をイメージさせるもので、その大きな天冠は、貴族が自分の家の紋章を彫ってシーリングスタンプとして使用していたそうです。


自分の持っているペンの中では、「気安く使うでないぞ」と言ってるような気がして、軽々しく使えません。持ち出すなど持ってのほかです。(^_^;)a

使うときはそれなりの時限定といった感じで、存在感を示しています。

使用頻度は高くないけど、いなくてはいけないペンの一本となっております。


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<大きな天冠・・・コインエッジ加工が独特の雰囲気を醸し出しております>


Helen Braham
A Century of Silver: The Courtauld Family of Silversmiths 1710-1780