川崎山薬師寺の聖観音菩薩像が、文化財に指定されたことを記念して、各務原市中央図書館で今日から9月16日まで図書館歴史ギャラリーで公開されます。


公開に先だって、法要が行われたあと記念講演会が開催され、薬師寺のご住職のお話をお聴きしました。



本来はこの菩薩像を修復した仏師から修復の状況についてお話を聴く予定でしたが、新幹線が止まって茨城から来れなかったためにご住職からの説明になりました。


仏像修復に関するお話


聖観音菩薩像は伊豆から40年ほど前に岐阜にきた歴史がある。損傷がひどくなり、修復の必要があった。

榧木(かやのき)でできていることから平安末期の像だと推察される。何らかの事情(一部焦げた)で江戸時代に上塗りする手法できらびやかに修復された。その上塗りを剥がして平安時代のあるべき姿の仏像に修復された。


十一面観音から聖菩薩観音への修復


左腕が江戸時代風に変えられていたので、原時代(平安時代)の念じる形に修正補作された。衣の裾は、足首が見えるくらいの長さに修復、台座の花びらがまっすぐ縦に配列する吹き寄せに修正された。


住職から修復の内容があって、実物と見合わせるとよく理解できました。



仏教のお話に関するメモ


仏様の階級  如来 菩薩 明王 天部

観世音菩薩 観音様

「法華経」に  33の姿に変化して人を救う 


三十三観音 霊場巡り 33箇所


京都 蓮華王院 三十三間堂 

千体の千手観音


観察された と 自在者

観自在

菩薩  観音様


阿弥陀如来の脇侍として、勢至菩薩とともに極楽往生の手助けを行う  

浄土系の信仰


輪廻

6つの世界  

六観音像 


聖観音 

千手観音

馬頭観音 

十一面観音 

准胝観音  (ジュンテイ)

如意輪観音


仏教に関するお話は、知らないことが多く、大変勉強になりました。