司会(敬称略)
やしきたかじん、辛坊治郎
パネリスト(敬称略)
三宅久之、志方俊之、田嶋陽子、桂ざこば、勝谷誠彦、宮崎哲弥、村田晃嗣、高田万由子
ゲスト(敬称略)
外岡立人(医学ジャーナリスト)、鳩山邦夫(元法務大臣)、李英和(関西大学教授)、岸博幸(慶応大学教授)
今週の「委員会」は「そこまで忘れて委員会<今思い出しておかないと大変なことになりますよスペシャル>」と題し、①北朝鮮による拉致、②インフルエンザ、③民主党のマニフェスト、④北方領土、⑤死刑問題について専門家を招き議論した。
①拉致(議論された主なポイント。特に断りない限り、李英和さんのコメント)
- 韓国には拉致被害者が500人いるとされている
- 韓国は2002年以降、すでに2度、北との会談を実施している。アジェンダは主に核兵器と拉致問題だが、北は拉致については妥協の余地を見せたものの、核については譲歩の余地はないスタンスをとっているとされる
- 北のやり方としては拉致被害者を小出しに返し(しかも1ヶ月という期間限定)、経済援助を引き出すことで、これまでと基本的に同じ
- 経済援助をする代わりに、中国は北に対し、改革開放を迫っている。中国がしたたかなのは、必要な資金の半分は中国が出しても、残り半分は日本と韓国から調達しろと言っている点。これにより、北は日本と韓国に対し、多少の譲歩はせざるを得なくなる
- 2002年まで核問題は表面化しなかった。その時までは拉致問題だけだったから、被害者を一部取り返すことができた。拉致と核問題を同時解決しようとするとハードルが高くなる
- 不審船を海自が沈めてからは、北は不審船を日本に送らなくなった。武力を背景にした交渉は必要(志方俊之さん)
感想
- 核は北にとって現体制を維持するための命綱。核問題の解決は難しいので、対外的には核を問題視していることを内外に伝え続けながら、拉致問題解決に重点を置くべき
②インフルエンザ(議論された主なポイント。特に断りない限り、外岡立人さんのコメント)
- 今年は被害が少なかった場所で大流行するかもしれない
- プレパンデミック・ワクチン(H5N1など)は使われずに有効期限が切れ、破棄している
- アメリカでは2-3週間で新しいインフルエンザに効くワクチンを開発する体制を整えている。このアプローチの方が多くのウイルスに対応できるワクチンが作れ、備蓄したワクチンが破棄されることがなくなり、効率がいい
- 日本では薬を製造する企業が多いので、使われるかどうかわからない薬を会社に作らせて備蓄している(政府の助成)
- 去年の場合、4月末で弱毒性はわかっていたので、当時の日本政府の対応は過剰だった。WHOが煽りすぎたのも原因。WHOは不気味なくらい今年は何もいわない。興味深いのは、事務局長(中国人)が5月北朝鮮に行き、「北の医療状況はすばらしい」と言ったこと。要するに、WHOは疲弊し、政治的な機関に成り下がっている
- WHOが信用できないならば誰を信用すればいいのか→米国のCDC(Centers for Disease Control and Prevention)。WHOの優秀な人間はCDCから派遣され、WHOからCDCに戻ってくる
- うがい、マスク、手洗いは効果があるのか→わからない。感染者と思われる人には2m以内に近づかない。流行してきたら、人ごみは避ける。去年はマスクやうがいは意味ないといって批判されたので、今も同じ考えだが、あえて言わない
- 今期は香港型(H3N2)が流行る可能性がある。以前、このウイルスが原因で香港で病院が大パニックになった。もともと去年流行すると予想されていたが、豚インフルエンザのため、流行らなかった。香港型が流行ると肺炎を引き起こし、高齢者が危険。肺炎球菌のワクチンが有効
- SARSはなぜか知らないが消えた。専門家の間でも原因がわかっていない
感想
- 国連って本当に使えない
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