朝が大好き
ボルテージアップしながら書くよ~~PCから久々に( ̄▽+ ̄*)
(目玉のおやじも本と仲良し)
枕元に常備してた小説を
このたびやっと読みとげましたヾ(^v^)k
のめりこんで読むことになると予想してたけど 全く・・・・(笑)
NHKでとりあげられていたのがキッカケでこの著者との出会いがあり、
非常に興味をもってアマゾンでオーダーしたのが夏前
リーディングマラソンのように読んでいました
だって眠くて分殺だったんだもん(・∀・)
読む前はいわゆる官能小説なのかと思っていたけど、違ったね
これは、多くの人にとって切実でありながら誰も表立っては語ろうとしない
「性愛」ってものを、快楽の面からだけ書くのじゃなく、
生きる哀しさや淋しさの面からもとことん描こうとした多面体作品・・・・
行為の描写は過激なのに全然汚くない
女主人公の行動に眉をひそめる人もたぶん多いだろうけど、
作家が作りあげた
「既製のモラルを踏みはずしてでも自分の欲求に忠実であろうとする主人公」を、
モラルで裁くことに意味ないじゃんとワタシは思いました
この主人公がもしも男で、妻以外の女たちと次々にめくるめくる話だったら、
真顔でいられないのに
どうしてそれが女だと後ろ指をさされ、糾弾されてしまうのか。。。。
そこに、女が性愛を追い求めることの難しさと不公平さがあって、
作者はそれをつきつめようとしていると思うのですわ~~
夫婦の間にある一見穏やかな支配の根深さのこと・・・・
いい人なんだけど、、、
ワタシのことを思ってしてくれている行為と理性ではわかっているんだけど、、、、
受け入れられなくなる
鬱憤が蓄積され、そんな自分の捉え方に支配され
身動きできなくなること・・・・
体から引きずられてしまう恋のどうしようもなさのこと・・・・・
支配から解放される喜びを知って
俗に言う不道徳な喜びに支配されてしまう悲しさ・・・・・
女性の性欲の哀しさや、やるせなさ。。。。がそこに散らばっていました☆
主人公は、自分のほんとうに望むことを追い求めた結果、
最後にはすごく淋しい場所にたどりつくんだけど
それでもなお「すべて自分で引き受けてみせる」と言い切る姿が
凛々しかったなぁ~~♪
ちなみにこのストーリー、作者の私生活とかなり重なる部分があって
自分の欲求に忠実に行動した結果、
まぁまぁな夫婦生活を送っているみたいだったよ~~(^-^)
評価:100点満点中の70点
\(^^@)/