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今回の地震は、われわれに多くのことを教えてくれた
こんな風に普通のこと(たとえば投票)を普通に行うことができるという事、
これこそが大きな幸せであると実感している人も少なくはないはずだ
被災された方々にとっては、まだまだ選挙どころではないわけだから・・・・・・
心なしか、いつもの選挙の時と比べ、家族で連れだって投票に来ている人の姿が目立ったような気もする
手を取り合ってゆっくりと歩く老夫婦
やんちゃな子供を連れた若夫婦
この後、家族で食事にでも行くのだろうか、両親と一緒にやって来た中高生などの姿もある
もしかしたら、この地震を通じ、家族で過ごす時間が増えたという人も多いのかも知れない
仲良きことは美しきかな。。。。。
久しぶりに韓国イケメンにカラダを揉んでもらった
受付に入ると、出産準備で整骨院を休んでいるはずの受付の「「華ガール」」
(彼女がいると華が咲いているように整骨院が華やかになるからこう呼んでいる^^;))が
出勤していた
ビックリして彼女を見ると、「エナジーさん、ダメだったんですよ」
「切迫早産して子供が死んでしまった」・・・・・とニコニコ笑顔で話してくる
彼女のお腹を見るとペッタンコになっていた
「そうだたったのね、そうだったのね、しんどかったね」とワタシが言うと
彼女は目を潤ませてワタシを見つめた
ワタシは彼女の悲しさに共鳴し、どういうわけか彼女の髪の毛を撫で撫でしていて、
抱き寄せながら、2人でボロボロ泣いた
「実は二度目だったんです」
それを聞いてまたほろほろ涙がこぼれた
「ねぇ、こういうことがあると旦那さんとの絆が深まるでしょ??」
「はい、すごーく、すごーく」
「今日が初出勤なんです!!また頑張ります!!」と彼女は気を取り直して元気に言い放った
今日の整骨院はとても華やかだった
彼女の笑顔の裏には痛すぎる悲しみがあるのに、
そんな雰囲気を微塵も感じさせない彼女の初出勤を心から祝った
そして、もう1つ、彼女の代役として入っていた受付のアルバイト女子が
知らぬ間にすごく成長していた 患者さんとの応対がマニュアル通りではない
自信に満ち溢れ、余裕を感じる対応をしていた
これもとても嬉しかった
どこかで誰かが、ワタシの知らない間に、つらいアクシンデントに遭遇している
今日と同じように明日普通に暮らせるとは限らないんだ
どこかでいつも何かが起こっている
窓の外ではサカリのついた野良猫たちが、アォンアォンと切なげな声をあげて鳴き続けていた
猫たちはごく普通に、彼らなりの「普通」を実践している
そんなことを想いながら整骨院を去った。。。。。
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