玉ねぎを剥いていた
玉ねぎには、皮が剥きやすいものとそうでないものがある
剥き難いとクッソ~~と毒づいている自分がいるから
玉ねぎにも当たりはずれがあるんだな、と思うようにしている
めんどくさくなったら、包丁で皮を剥く
茹で卵の殻も同様で、剥き方を失敗すると卵本来のツル肌がボコボコになって
凹む
ああでもない、こうでもない
あることを考えながら玉ねぎの皮をむく
そういえば、母はああでもない、こうでもないと毎晩睡眠学習をする
睡眠学習中にとてもナイスなアイデアが思い浮かぶらしい、ほんとかよ~~
人間はそれぞれに嬉々として自分の玉ねぎの皮をむき続けるサルなのか
楽しければオタクなサルでもよいではないか
無縁社会がなんだっていうのよ
ほら、また哲学入っちゃったよ
毎日玉ねぎばっかり延々と剥く仕事をしている人がいるんだろうな
玉ねぎを剥き続けて数十年で定年を迎えられる人がいるんだろうか??
業務用玉ねぎ剥き機なんてあるんだろうか??
あったらいつかシルシルミシルが教えてくれるだろう
そんなことを考えつつ、むいていると夢の世界へ
それくらいカレーは簡単に出来上がり、おいしい
まずいカレーってそうそう無い、好みはあっても
疲れて眠りにつき、また朝が始まる
その繰り返しだ
翌日も玉ねぎを剥かないといけないハメになるかもしれない
どうでもいい、すべては日常に押し流されながら、目の前にあるものを剥いていく
それぞれの日常だ
悪くはない、なにがあっても
それなりに、みんなの日常はかわいくて愛しいものなんだろうな、と思う
だって玉ねぎ5個の皮を剥いている間に、こんなにいろんなこと考えちゃったんだもーん
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今朝6:30~7:00までの3変化
ソラと昇る朝日は朝食の1品です~~
おしまい