今年も箪笥の奥から扇子を登場させました
2つとも大学の同級生から誕生日の贈り物として頂いたもの。。。。。
扇子って、素材、作りによって送る風が違うんですよね
扇子といえばある夏の日。。。。。
もう会うこともなくなった師匠が上司だったころ
偶然にも、彼とワタシは比較的近所に住んでいて、同じバス通勤でした
彼は既婚者で一軒家住まい
ワタシはアパート住まい
先に師匠がバスに乗って座っているといういつものパターン
ワタシはアパートから日陰の無い道のりを20分歩いてバス停へ、
そして汗をたっぷりかいてバスに乗り込みました
大概は師匠が乗っていても遠いから知らん振り^^;
その日は師匠の隣の席が空いたので招き寄せられて座り、ペコリとご挨拶
すると師匠は「暑いだろ、コレよかったら・・・・・・・」と自分の黒い扇子をワタシに渡し、
「返すのはいつでもいいから」と・・・・・
そしてどういうわけか、師匠は先に降りてしまいました
その扇子は男もので大きくて、
柔らかい風に包まれて、生き返るような感覚でした
その風が、個人的な師匠との始まりだったような気がします
そんな扇子のsensitiveな思い出
それからワタシはマイ扇子を持つようになりました
それから色々あって、時は流れて、離婚した師匠は再婚し、エナジーの故郷のどこかで生きている
今でも、今でも、、、師匠と切磋琢磨のブレインワークがしたくてたまらないときがあって・・・・
師匠の男の部分ではなく、考え方を非常に求める局面が多々あります
「あの人ならどう考えるんだろう??」って
ものの見事にワタシの思考を砕き倒し、粉砕する師匠の脳みそに触れたい・・・・って
いつまで思い続けるんやろね?? 全くぅ。。。。。
戯言、おわ~~り