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沈む太陽と、真っ直ぐな飛行機雲を見ながら思い出したこと・・・
人間は概ね殺意をもつこと・もたれること、とは無縁だと思ってると思う
もっても、実行するかしないかの開閉扉の存在は大きい
ワタシは一度だけ殺意に近い感情をもったことがあるんだ
幼いワタシが愛してやまなかった手乗り文鳥と寝転がりながら遊んでて
そのまま寝てしまい、目覚めたら
文鳥はワタシの背中の下で息絶えてた
ワタシは悲しくて悲しくて、一人留守番やったから
誰の助けも求められず
ストーブの前に手でつつんだ文鳥をもっていき泣きながら温めた
親が帰宅して、中途半端に遊んでいるからそんなことになると
こっぴどく叱られた
ワタシはしばらく喪に服し、自分の過ちで生き物を死に至らせた自分を責め続けた
それを聞き付けたイトコが
ワタシに会う度に、執拗に言ってくるようになった
お前は殺人者だって
まぁ、人じゃなくて鳥なんだけど(^_^;)
殺した事実には変わりないから殺人と同じだと思った
何回目かに言われたとき
血が頂上にタッチするくらい昇ったのを
はっきり憶えてる
イトコは頂上にタッチしたのを見届けたかのように
それから一切言わなくなった
ワタシの目の色の変化に気付いたのか・・・・・
あれはかなり際どかったよ
時効だからいいね、こんな話し書いても(^^;
ディープな世界でsorry おわり。。。