そこはこじんまりとした小さなサロンのような映画館です
ふかふかの真紅のソファー
所々にひざ掛けが用意してあったりする(^-^)
スクリーンを覆っているオリーブグリーンのカーテンはライトに照らされ揺ら揺ら~~
なくなって欲しくないんですよね、この映画館
いつ行っても(といっても金曜日がほとんどなんだけど^^;)観客が10人に満たないという少なさ
存続大丈夫かよ~と思ってしまう
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映画ってつくづく出遭いなんだと思いました
アカデミー賞を総ナメにした「スラムドックミリオネア」 、観終った後での放心状態ったらぁー
現実にチャンネルを戻すのがたいへんだったのは久々でした^^;
今現在、ココロに元気が無い人、マットすぎて何か刺激が欲しい人
是非出会ってください、この映画に!!酔えますよ、お酒みたいに
ココロに小さな火が灯り続けますよ
まず、相当インパクトあったのが映画から伝わるインド・ムンバイの熱気
とても粒子が粗くてブレるような撮り方をしています
ムンバイのスラム街はとても貧しいのだけど、パワフルです
でも、皆が1つの家族のように生きていて、全然貧しいとは感じなくなってくる
愛・憎しみ・残酷さ・思いやり・友情・努力・ズルサなど・・・・
人間が生きていく様、つまりあらゆるエレメントを思い知らされ
逆に希望と勇気を持たせてくれるんですよね~~
この世には2種類の人間がいると言ったのは「続・夕陽のガンマン」でのイーストウッド
この映画には如実にそれがあてはまるんじゃないかと・・・・・
つまり、エンドロールのシーンで泣ける人と泣けない人がいるってことです
このシーンでは監督のインドへのオマージュ・リスペクトが感じられました
なぜなら、最後にはきっちりインド特有のダンスシーンを使っていたこと
うまく映画のマジックにはまって、きっちり受け取り
最後に泣けるのはすばらしい体験ではないかと思いました
ある意味監督の思うツボ(笑) やられた~~(泣)
「ハラハラ、ドキドキ、どんでん返し」が何気なくて・・・・・
「予想させて、ハズして、期待させて、ハズして」のハズシ必殺技とでもいうのかな
切れ味が抜群!!グイグイ引っ張られっぱなし・・・・・容赦無いです
2時間中、まったく退屈だと感じさせられなかった
キーワードは「運命」 そして執念はこんなにも人を動かすのかってコト
映画のストーリは映画情報で見てね('-^*)/
*テーマソング、貼っておきまーす
Jai Ho (You Are My Destiny)
http://www.youtube.com/watch?v=UFpZ2mlR04I&feature=related
今日もよろしくでーす (*^ー^)ノ