本屋を探し回って3つ目でやっと出会えた小説!!
サルトルの短編小説です
サルトルは哲学者として有名だけど、小説・映画のシナリオなんかも書いちゃってる
総合思想家なんでおます(^^)
*冒頭の一部・・・・・*
「リュリュが真っ裸で寝るのは、シーツにカラダを擦り付けるのが好きなのと、
洗濯代が高くつくからだった」
この生々しい皮膚感覚、どうすか~~?
「リュリュはシャツの破れ目から親指を出し、両足をピクピク動かした
ぐったり動かないこの肉体のそばに、はつらつとした自分を感じるのが楽しいので・・・・・」
光景が目に浮かぶでしょ、映画を観ているみたい^^;
この小説はセックスの問題を扱っています、相当シリアスよ~~
ぐったりと動かない肉体とは主人公リュリュの隣で寝ている
性的不能者(こういう言葉は使いたくないが・・・・)である夫のこと
友達から「別れたら?」とか言われるんだけど、そんな時夫と喧嘩してリュリュは家を出てしまう
ところが・・・・・結局リュリュは戻るんですよ
健全な愛人を捨て、ハンディーのある夫を選ぶ
それはなぜか?答えは書いてません
あなたが考えて!!っていうのがこの小説
ワタシが思ったのはリュリュは肉体嫌悪から逃れるためにもがくけど、
夫の純粋さを選びとったということだと思った
深いんですよ、結構(^^♪
決して心地よいとは思えない表現がバンバン出てくる、すごく生活感のある描写も・・・
読んでみて!!とおすすめはしません(笑)
あらゆる想像を掻き立てられて好きですね~こういうの
あの監督を使ってあの女優で・・・と妄想、映画を撮ってみたいと思いました♪
・・・・・・・・・・・・・・★
今週で2月が終わるんだね・・・・(*´Д`)=з
2月は逃げて3月は去っていく。。。。。
あ、そうだ!今度の日曜乗馬に行くんだった
馬次郎、君に逢いたい