2008年の12月に書庫から取り出して寝る前にパラパラとめくっている本
それは・・・・桃井かおりね~さんの「賢いオッパイ」
これ、10年前くらいの本で、女が年を重ねるってどういうことなのか、
桃井ね~さんの視点で当時読ませてもらった思い出深い本です
10年経った今のワタシで読んで、もっともっと共感できました
<欲望>より抜粋 ☆ ★ ☆
最近鏡の前のワタシの丸いオッパイは、知らぬ間に3センチほど下に位置を変えたが、
おかげで外すボタンが2つ増えて、すこぶるワイシャツがキレイに着こなせるようになった
首から胸へと広がりを増した胸元は賢いオッパイを連想させて、
どこか涼しげで気にいってる
こうしたオッパイならもう誰と恋したっていい気がしている
どんな恋をしてもかまわない気がして、近頃ワタシはますます無邪気になった
☆ ★ ☆
重力には逆らえないオッパイを、実にポジティブに桃井風に捉える本の冒頭
ズズズ・・・っと桃井ワールドに引き込まれていきました(*^ー^)
自分の人生は自分のものでしかなく、知らない間に歳を重ねていく
そんな当たり前のことを桃井ね~さん独特の浮遊感のある不思議な世界で語られていく
言葉の選び方も独特で、歳を重ねていくにつれ、お転婆さんになっていくのもいいかな、
と不思議な世界観を吹き込まれた1冊でした
俳優松田優作とのエピソードやら、キムタクとの関係も盛り込まれてて
桃井ね~さんの人柄を垣間見ることができました
文庫になっているので機会があれば読んでみて
サラッと短時間で読破、心が軽くなるし何より永遠に無邪気な女でいられるような気がしてくるよ
桃井ね~さんとは映画「赤い鳥逃げた」からのお付き合いだけど
どんどんおもろ無邪気な女になっていくんじゃないかな☆
生きて、生き長らえて、生き崩していけば~~
きっとどこかで出会うあなたに、本日は、ただのオッパイを捧げる、ワタシです。。。。。