朝っぱらから、セミが鳴いています。

ますます夏本番!

ますますじゃないでしょう、いよいよが正しい使い方でしょう!

と思われるかもしれませんが…。


大阪は、すでに蒸し暑さ満載なのでアセアセアセアセ


「ますます」
と言いたくなるのです滝汗



それはさておき、先日の事。


4か月ぶりのCT検査を受けて参りました。


3月に受けたときは、少し不安材料があったため、ドキドキしながら結果を待ちましたが。

今回は…。


「たぶん、大丈夫じゃね~?」


とお気楽な体制笑い泣き


いやいやそんなときに限って、想定外の結果が出たりして~~。


と自分を制することも忘れはしませんでしたがねニヤリ



今回は待ち時間が少々長くて、待合室でスマホをいじりながら待っておりますと。


ご年配の男性と、恐らく付き添いの奥様。


私と同じように、造影CTを受けられるのでしょうねえ。
奥さんが、問診票を書いてらっしゃいます。


ヒヨコ「えっと、過去に造影剤を用いて受けた検査は…CTとMRIやったな。」


パンダ「・・・・・。」
ひたすら新聞を読み続ける男性は、返事もしない。


ヒヨコ「身長は165センチ、体重は?」


パンダ「65!」

あ~ら不愛想…。


ヒヨコ「過去に造影剤で気分が悪くなったことはありませんか…っと。」


パンダ「・・・・・・。」


ヒヨコ「薬や食事でアレルギーはありませんか…っと。」



すべて、奥様に任せっきりで、新聞を読み続ける男性。


最後に一言。

パンダ「そんなもん、前回も書いたやろ!そのデータを使ったらええんや!」


ヒヨコ「そんなわけには参りませんやろ~!」




横でその様子を伺いつつ…。


奥様の言う通り。
アレルギー反応は、突然起こるんやで~。
毎回確認しないと、あかんのやで~。


そして!


付き添って、必要な書類などを代筆してくれる奥様に。


「ありがとうラブラブ


このクリニックの治療に出会えて


「ありがとうラブラブ


そう思えたら、よろしいのにな~ニヤリ



余計なお世話でございますがね。





で、私の検査結果は「異常無し!」



よっしゃ~~!!


感謝感謝です。


先生とも、ちょっと雑談も出来たりして~。


先生曰く。


「本なんて、最初はなんで出さないとあかんねん。と思ってたんだけど。やっぱり、この治療やクリニックのことを知ってもらうために、出して良かったと思ってる。」


「そうですよね。実際に、こちらへ紹介状を書いて欲しいと願っても、主治医から反対されるケースがありますもんねえ。」


「そうやねん。少しずつ変わりつつあって、理解を持ってくれる医療機関も増えている。その割合を増やさないといかん。」


「そうですよ。それが患者さんの希望になります。私も全身抗がん剤治療だけやったら、今頃再々発してると思います。動脈塞栓してもらって本当に良かったと思っていますし、万が一再々発しても、またこちらの治療が受けられる言う希望が持てていますから。」


と言うようなお話が出来ました。


これは、日ごろ思っていることそのままなのです。


私の場合、全身抗がん剤治療でいったんPET上から腫瘍は見えなくなっていますが、このクリニックで受けた造影CTでは、肝臓に微細な影が複数残っていたのです。
そのまま経過観察にしていたら、3年間も何事もなく過ごせていた可能性は低いと思っています。


そういえば、前回クリニックを見学させて頂いた時、64列マルチスライスCT装置のことを説明されていました。
息止めの時間が短くなったことだけを喜んでいましたが、実は撮影時間が短くなることによって、被ばく量も減少するのだとか…(ネット情報ですが)。


高度な医療機器を使って、熟練の技術で行う治療であり、しかも健康保険適用で患者の医療費負担も軽い。


大学病院やがんセンターの治療だけが最良なわけではありません。


それなのに、「クリニック」と言うだけで、得体のしれない…とか、怪しげな…とか。


同じ医療者の中にも、自身のブログなどで「クリニック」には行ってはいけない!
と発言を繰り返している人が居ます。
「クリニック」レベルでは、患者の全身的な管理は出来ないから危険である。
というのが、その理由のようです。


このクリニックは、動注治療を専門に行っているため、全身状態が悪くなった場合などの治療や入院は出来ません。
それは確かです。


動注治療に特化した医療機関ですから当然です。
適応部位の幅広さやその技術は日本でも群を抜いていますし、世界的にも注目されている施設です。

HPには治療件数を公開されていて、それによると今年の1月から6月までの治療件数は596件。
年間1000件を超える、動注治療(カテーテル治療)の手術を行っているということです。


でも、特化したスペシャルな治療に専念しているからこそ、大学病院やがんセンター等、患者が初発からお世話になっている医療機関との連携が欠かせません。


治療を受けた後は、その結果やCT画像などを主治医に返していただくのです。
そして、他の治療との組み合わせなどで治療効果を上げていくのです。


つまり、元の大学病院やがんセンター等、全身治療や手術を受けている病院との連携さえ出来ていれば、このクリニックでの治療は全く危険でも何でもありません。



でも、悲しいかな…大学病院の医師でも所属の病院以外の治療に関して、よくご存じない方も多くいらっしゃる。

それで、「え?クリニック?そんな得体の知れない治療受けるなら、うちでは今後診れませんよ」
何て言う悲劇が起こる。
(私の場合も、連携が上手く出来なかったので、別の病院にホームドクターをお願いすることになりましたが…。そういう方法を取ってでも、この治療を受けて良かったと思ってる。)


患者が自分で、医療を選べるように…。

効果があるかもしれない治療法にトライ出来るように…。



もっとPRもしなくてはいけないし、論文発表などを積極的にしなくてはいけない。

先生は、そのように考えて本を出されたのだそうです。



先に述べたブログですが。

個人的見解に基づいて、じゅっぱひとからげにして「クリニック」は危険!などと医師が患者に呼びかけるなんて。

治療を受ける機会を患者から奪うことになっているのではないか!
と私は怒りを覚えます。



ああ…CTの結果報告をするだけのつもりが…。

何故か熱く語ってしまいました笑い泣き



海外から講演依頼が多いらしい先生。

お忙しいとは思いますが、どうぞお身体労わってください~~~~!!!







そうそう。

今日は、ちゃんとこれをまたいで参りました!


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近くの神社にて…。


いやいや笑い泣きこれは、「またぐ」やなくて「くぐる」やけど…ニヤリ







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