セカンドの続きです!

タブレット端末のタブちゃんの充電も完了しましたよ(^o^)

次に血管内治療について。

これは、保険適用になっている治療で大阪の南のはじっこ、泉佐野市にある病院で実施されています。

動脈や静脈からカテーテルを入れて、腫瘍に栄養を送っている血流の流れを止めて腫瘍を兵糧攻めにしてやっつける方法で、抗がん剤を入れる場合もあるそうです。

医師「この病院のことは知っています。うちの患者さんで利用されている人も居ます。これも適用されるかどうかは直接問い合わせてもらわないといけませんが、治療の選択肢の一つとしても良いと思いますよ。」


最後に免疫療法。

わが主治医は「得たいの知れない治療法」と言い放ちました。

これには、何種類かの方法がありますが、基本は自分の免疫細胞、NK細胞やT細胞を採血して取りだし、刺激を与えて活性化させたものを、患者の身体に戻します。
患者のガン細胞を使って、攻撃対象をリンパ球に覚えさせて戻す方法、樹状細胞ワクチン療法というのもあります。
保険適用はなく、非常に高額で、個人クリニックがネット上でよく広告しています。

私「免疫療法は、厚生労働省が認める第2項先進医療として認められています。これは有効性がある程度明らかなものであるということですよね。九州大学イノベーションセンターの他、大学病院でも実施されている治療法です。個人クリニックがされているところには得たいの知れない?お金儲けだけのところがあるかも知れませんが、全国に何ヵ所かある医療法人瀬田クリニックは、九州大学と同内容の治療をされています。医学的証明がなされていないのは承知しています。でも、もし放射線治療などで、徹底的に腫瘍を弱らせた後で、自己免疫力を高めることが出来れば、1年か2年かでも余命を伸ばすことが出来るのではないでしょうか?」

医師「私は瀬田クリニックというのは、知りませんし免疫療法に対しても効果があるかどうか疑問に感じているのが正直なところです。しかし、今は効果が証明されてなくても、10年後には、抗がん剤治療の後に免疫療法というのが、標準治療になっていないとは言い切れない。患者本人が望むなら止める権利は無いでしょう。」

私「その他に何か有効と思われる治療法は無いでしょうか?」

医師「現在の抗がん剤が難しくなった場合、シスプラチンという薬もあります。副作用がちょっときついですが。」

私「それは知っています。」

医師「それと、肉腫に保険適用となった、ボトリエントという分子標的薬も検討して良いと思います。」

これは、初耳。メモメモ(^-^;

医師は今後の治療の順番として

抗がん剤治療 → IMRT → 血管内治療 → 陽子線治療 → 免疫療法

の順で検討してはどうかというアドバイスをいただきました。


私「先生がもし私の主治医なら、同じような治療になりますか?」

医師「そうですね。まず、肉腫には効きにくい抗がん剤がよく効いている。そして肉腫はよく肺などに転移しますが、抗がん剤は、全身治療なので、遠隔転移に対しても一定の効果がある。いつまで続けるかについては、患者の体力と副作用の度合いで考えるしかない。ガン肉腫には、標準治療というのが無いのです。個々の状態に合わせて治療を選択するしかありません。」

最後に。

私の場合の余命はどのくらいか質問しました。

医師「肉腫の場合、悪化が早いため再発後1年です。しかし、やっぴーさんは今抗がん剤がとてもよく効いています。ですから、やっぴーさんの場合の余命はわかりません。」

私「ありがとうございました。主治医への手紙宜しくお願いします。」


これで、ほぼ45分ギリギリでした。

このあと、40分くらい待って、結果を頂きました。

私あてのセカンドオピニオン要約と、主治医への手紙。

内容は同じだそうです。

治療の選択肢も記載されていましたが、免疫療法だけは除外されてました。

画像データのCDも返してもらいました。


このセカンドオピニオンの料金が

イメージ 1


保険適用ではないので、全額自己負担です。

ガン患者ってお金かかるわー!

でも、私にとっては、なんだか一筋の光が見えてきたような気がしたのですよ。

今日の診察を受けるまではね!


今日、8クール目の予定でした。
もちろんダメでした。

そしてセカンドオピニオンの内容をことごとく否定されました。

落ちるー!

詳しくはまた、明日にでも。

久々に、自分の病気のことで泣きました。


私は、神様のヨーヨーみたいです。

ストンと下に落っことされて、地面ギリギリでストップ。

もうダメ!這い上がれないかも!と思ったら、スルスルーと手元に手繰り寄せられて。

もしかしたら、このまま、落ちずに済むかも!と喜んだらまた落とされる。

今また、地面ギリギリに落とされちゃったよ。