毎日雨ばかりで鬱陶しい日々が続いてます。
今日は通院日。
先日撮ったCTとMRの結果が出てるはず。
予約の時間より30分以上早くに受付を済ませ、外来の待合室で本を読みながら待ちます。
この病院では電光ボードに受付番号が表示されるので、自分の番号が表示されたら中待合に入って名前が呼ばれるのを待つことになります。
今読んでる本は、石田衣良の「5年3組リョウタ組」という小学校の教師、良太先生のお話で、けっこう面白く読み進んでます。
予約時間より20分位早く番号が表示され中待合に行くと、私の主治医の名前になっていないことに気づきました。
私の主治医は2人居て、1人は執刀してくれて主に説明も治療も行なってくれた31才のM医師と、その指導役らしいH医師。
手術後の外来ではH医師が担当で、今後の検査予定なども決めてもらえることになっていたのですが、診察室には違う名前が掛かっています。
こんな些細なことにも急に緊張し始めて「何か悪い結果が出ていて、もっとベテランの先生が付いて説明があるのでは・・・・。」
などと。
ドキドキ、ドキドキ心拍数は跳ね上がり手に汗が出てきます。
しばらく待って診察室に入ると、いきなり
「今日はH先生都合で来れないので、代わりに私見ますね。」
とのことでした。
内診で、エコー検査と細胞診を受けてから診察室に戻ると
「エコーでも問題ないし、傷の治りも問題なしだね〜。」
あのう・・・CTとMRの結果の方は?
「あ、それも異常ないですよ。」
うっしゃ〜!
嬉しくてあとの説明はあまり耳に入らず、どちらにしても来週もう一度主治医の診察を受けてから職場復帰のための診断書を書いてもらうことになりました。
もちろん、術後3箇月でしかも抗がん剤直後の画像診断で目に見える転移があるようでは、絶望的なのは解っていたので、十中八九大丈夫とは思っていても、もしかするとすでにどこかに新たな病変が発生しているかも・・・という不安がありました。
なんせ私のガンの奴はとってもタチの悪いもので、育つのが半端なく早いようなので、不安はどうしても拭いきれなかったのです。
でも、まずは1個目のハードルを超えることが出来ました。
もしかすると私、このまま治るかも!
という希望的観測も生まれます。