今日は、術後初の外泊許可をいただき、自宅のPCから書き込みをしています。
 
病理結果の説明概要は、またもや私をいじめる内容でした。
「がんは、子宮筋層の2分の1にまで達しておらず、リンパや腹水にもがん細胞は認められなかった。」
「進行度を表すステージは1B」
まあ!!やったわ、私の子宮は頑張ったんだ。守り抜いてくれたんだ!!
 
「ただ!術前の説明で子宮体がん(類内膜線がん)のグレードⅢと説明していたが、それだけではなく
筋層に出来る肉腫との混合型であることがわかった。これは子宮体がん全体の5%程度しか見られない
非常に珍しいタイプのがんで、非常に悪性度が高く予後が悪いものである。」
 
う?肉腫?
 
「そのため、補助療法として抗がん剤治療を強く勧めるものである。」
 
この肉腫というがんに対する知識はほとんどなかったため、今日帰ってからネットで検索して見たが、あまりにも情報が少なく、ただ進行がとても早く治りにくいがんであることは確かなようだ。
 
標準化された治療法も少なく、通常の体がんに対する治療と同様に行っているらしい。
 
ううう、やっぱりとても悪い結果だった。
確かに進行の速さは強く感じていた。
おとなしいタイプの体がんは数年単位でゆっくり増殖するが、私の場合は数ヶ月、いやもしかすると数週間でも大きくなっていたような気がする。
MRIで見た自分のお腹の中の様子は信じられないものだったし、がんの大きさも10センチ以上になっていたのだから。
 
今目に見える範囲で転移がなかったとしても、万が一これからどこかに転移があった場合、かなり高い確率で早い時期に命を落とすことになるのだろう。
 
今入院していて同室になった人や、同じ日に手術を受けた人などいろいろお話することができた。
5年前にがんが見つかり、すでに肺に転移していて手術が出来ずその後は抗がん剤治療を受け、入退院を繰り返しながらも頑張っている人もいた。
 
普通の子宮体がんなら、きっとそういう経過もあるのだろうが、肉腫(しかも混合型)の場合はきっとそんな風に長い時間をもらうことは出来ないのだろう。
 
だけど
だけど
私の子宮は頑張って、肉腫が外に飛び出さないように守ってくれていた。ぱんぱんに腫上がった状態だったのに。
だから、今頑張って抗がん剤でがんの芽をやっつけておけば、きっと完治することが出来る。
 
私は今、強く強く信じています。
 
来週から抗がん剤治療1クール受けます。
3週間から1ヶ月おいて3回繰り返します。
6月には晴れて健康体に戻ります!