※内容暗めなので、苦手な方はスルーでお願いします。
雨上がりの少しジメジメする週末。
夫が今夜はホタルが見れるかもなぁーと言うので、
少し田舎方面に遠出してホタルが見えるというスポットに行ってきました。
自然豊かな広めの公園で、
公園中央にある池がホタルスポット。
公園には街灯が一切なく、真っ暗なのですが、
ホタルのシーズンということもあり、多くの人が懐中電灯やライト片手に歩いていたため、
子供も怖がることなく、歩き進めることができました
池に到着すると、20秒間に一匹くらいの頻度で、ふわ~と光ながら飛んでるホタルが見えました。
ぶっちゃけ、ホタルがあっちこっちに光って飛んでる景色を想像してたので、キレイ!と言えるほどのモノでもなく。
流れ星を見つける要領で、目を凝らしてやっと見えるホタル。
なんなら、林道から微かに漏れる歩行者のライトをホタルと見間違え、
「今のホタル?ライト?」とか言ってる自分が滑稽に思えてきて。
ホタルが光る幻想的な風景が見たいだなんて、人間のエゴだよな、
そんなに光るもんが見たきゃ都会の夜景でも見に行けばいいんだよな、なんて思い始めたら、急に興ざめしてしまって
この世のどこか人間が立ち入れないような自然の奥地で、ホタルが活発に光り飛び回ってるような環境があるといいな。
もしあったなら、そのエリアはこの先もずっと人間の目に触れられなければいいな。
なんてことを考えてしまい....
少しセンチメンタルな気分になり、10分も鑑賞することなく帰りました。
夫は遠出した割りに早く切り上げようとする私に驚いていましたが。
なんか、私病んでる?
ホタル鑑賞でこんな気持ちになるとは自分でも予想外すぎた週末でした...