『家庭教師、ハジメマシタ』
ん?冷やし中華ではありません。
この度、家庭教師始めました。
先月から週末は結婚式場で働き始めましたが、所詮はパート。
真夏はオフシーズンだったり、予想してたより勤務時間も短くて「思ったより稼げないな」というのが率直な感想でした。そんな時求人雑誌に載っていた家庭教師の募集欄に目がとまり、と言うかその時給に目がとまったのが正直なところです(;´▽`A``
「やってみるか・・・」←できるのかいっ( ̄□ ̄;)
とは言え、こんな無謀とも思えるアルバイトをする決意をしたのには理由があります。
私自身が高校生の時にアルバイトで小学生の男の子と、中学生の女の子に家庭教師として勉強を教えていたからです。そして大学生の時、教員免許取得のための教育実習で中学の教壇に立った経験があるからです。
そして、その高校時代の家庭教師と大学時代の教育実習にまつわるエピソードがひとつ・・・
あっ!
本日はチビっぽは出てきませんし、話が長くなりそうなのでお時間のない方はスルーして下さって結構ですよ~。お子さん第一でお付き合い下さいませm(_ _ )m
私が高校生の時に家庭教師をしていた小学生の男の子K君はとても優秀で、私の他にも大学生の家庭教師がつき、さらに公文にも行ってる子でした。正直私なんていらないのではと思う事もありましたが、教育熱心なお母様は私の事をきちんと一人の先生として扱って下さいました。
高校卒業と共に家庭教師は辞めて、実家から離れた大学に通い始めました。
そして4年生の時に教育実習として、自分の出身中学に2週間お世話になりました。
私は社会科の先生として1年の地理、3年の公民の授業を。そして担任として3年3組のクラスを受け持つこととなりました。
その3年3組の生徒の中に見覚えのある顔が!
そう、高校生の時家庭教師をしていたK君がそのクラスにいたのです(*^ー^)
今の私ならK君に「やっだ~、久し振り!私、私、覚えてるー?元気だったー?」なんて遠慮もなく話しかけられるのですが、当時は22歳。
(話しかけられたら嫌かな~、ってか覚えてるかな~)なんて思いながら話しかけられずにいました(´・ω・`)
K君は成績がずいぶん落ちていたようで、あんなに優秀だったのにどうしたんだろう…と思いました。
実習中の2週間は、毎日授業の準備や勉強やらでとにかく寝る暇もなく(ノ◇≦。)
でも生徒や仲間たちと一緒にとても充実した2週間を送る事ができました。
結局K君には話しかけられないまま教育実習は無事終わり、大学へと帰りました。
卒業後、私は教員とは全く関係ない会社に勤め、一人暮らしをしながら忙しい毎日を送っていました。
ある日母から一本の電話が・・・
「さっきね、K君のお母さんからぽさんはいますか?って電話があったんだよ!
K君が○○高校に合格したんだって。
あなたが教育実習に行ってからK君がね
ぽ先生が先生になって戻って来てくれたから、自分も勉強頑張るって
あの後すごく頑張って志望校のランク上げて、進学校に合格したんだって。
お母さんお礼言ってたよ。
ぽさんは先生になりましたでしょうか?って聞かれたけどね(^▽^;)」
そんな内容の電話でした。
そっか、こんな私でもK君の役に立てたのかな・・・
母は私に教師になってほしかったようですが、正直私に務まる職業とはとても思えませんでした。
でもまた家庭教師のアルバイトを始める事を一番喜んでくれているのは、母です。
そんなわけで、最近はチビっぽが寝た後は連立方程式を解いたり、英語の辞書を引いたり、古文を読んだりしてました。
なんたって10年もブランクがありますからね(;´▽`A``
必死に勉強しないと!
最初は時給に魅かれて始めようとした家庭教師のバイトですが、今は自分の為にやるんだって思っています。
だって、チビっぽが勉強教えて~って言ってきた時教えてあげたい!
チビっぽに尊敬されたい!
そして24日の金曜に1回目の指導を終えてきました。
んー、課題は山積みですね( ̄ー ̄;
14歳の多感な時期の女の子、今まで何人も先生が変わり、成績も落ちて勉強に対するモチベーションも下がり気味。それでもなんとかやれるところまでやってみたいと思います。
そうそう、私が家庭教師に行ってる間、やっぽはチビっぽを一人でお風呂に入れ、寝かし付けをしてくれました。チビっぽもお利口に寝てくれたみたいです。
帰宅後寝室のドアを開けると、天使の寝顔に会う事ができました。
私もすぐにお風呂に入り、缶ビールをプシュッ!
あぁぁぁぁ、旨いっ!
働いているからビールが旨いんだなっ!
美味しいビールの為にも頑張ろーっと(´0ノ`*)