やっぴぃ☆
えー、どうも。
ここ数ヶ月ですね、もうテンプレのように「忙しい」を繰り返し言ってますが、ホントに忙しいです、ええ。
普段の生活は、朝早くから夕方まで、もしくは朝遅くから夜遅くまでの仕事が続きます、ええ。
これはまだマシなほう。
夜勤連打が続くと、もう睡眠時間が1日2時間強なんて日が数日続き、休みの日は寝るので忙しい。そんな日が続いていますよ、ええ、侍ですけどね、ええ、ええ。
てなもんで先週あったプロリーグの事も、仕事と仕事の合間のようやくできた今の時間くらいしか書く暇が無いわけで、今に至っております。アップが遅れまして申し訳ありません。
麻雀プロのお仕事は、とにかくゲストなんて高尚なものをいただけるわけではない以上、プロリーグをまずは頑張る。そしてただ頑張るだけではダメで、その結果を通じて皆さんに麻雀の魅力を伝えると共に、皆様の麻雀ライフを楽しむ為の何がしかを発信して初めて『プロの仕事』だと考えています。
だもんで、勝った負けただけを発信するだけではありませんので、これからも不定期になりますが暇つぶしに読んでいただければありがたいなぁなんて思っています。
それではプロリーグについて書いていきますね。
前回は第1節ながら3位発進ということで、まずまずのスタートを切れたということで迎えた第2節。
まだまだ第2節だからと僕は考えません。これは長い半荘単位でも同じ事を僕は考えます。
東1局始まり。この時は全員原点なんでまずは何も考えずに普通に打ちましょうというのは普通の事でしょう。
しかし、全員不聴で迎えた東2局でもない限り、ほぼほぼ点数は動いた状態で東2局は迎えるはずです。
チョッとでも点数に変動があった場合、何がしかの作戦を立てて、自分の立ち回り方を考えて打つ。これがトップというより、良い着順率を得る為には大事な事だと考えています。
節単位も同じ考え方を僕はします。第1節を終えて、上位者と下位者が出来て迎えた第2節。
対戦者は当日発表なんでわかりませんが、対戦者は、
貫上(1位:+95.9)
稲垣(4位:+35.2)
高橋(8位:+2.3)
秋山(11位:▲39.1)
※敬称略。カッコ内は1節時ポイント。
とわかった時点で、根越(3位:+41.7)の考える作戦は2つに絞られました。
どちらの作戦も『自分がプラスポイントを伸ばす』という事が前提の上で、
①貫上プロを徹底マークした上で、貫上プロのポイントを目減りさせる。
②逆に貫上プロは自由にしてもらい、下位者を徹底マークして、下位者のポイントを目減りさせる。
この2つの作戦を頭の中で想定し、対局に臨みました。
どちらの作戦も『自分がより全体で2着以内を目指しやすくする』という考えの下で成り立たせている作戦ですが、どちらがいいかは対局の中で考えましょうというスタンスです。
まずは、結果をドーン!
さて、根越は作戦通りに打てたでしょうーか?
答えだけ言うと「まぁ、ほどほどに。」っていう感じですわ笑笑
1戦目、貫上プロと同卓し、貫上プロの動向を考えて作戦①を選択。
貫上プロがマイナスしている時に決め手になったのは、ドラの北を切って3345578の亜両面3面張聴牌で、高めタンヤオが付くタンピン聴牌ながら、3sは場に2枚切れと存在しない。となると和了するなら9s和了が濃厚ながら、それだとダマ1000点or400-700が濃厚でうまみが少ない。リーチでも2000点or700-1300で微妙。
となると3sを切ってドラの北単旗でツモって2000-3900が良さげに感じ、北単旗でリーチ。親が初手にドラの北から打ち出していて、山にはいても不思議じゃない感触。
しかし、6sは出るわ9sツモるわで心折れそうながら、無事北をツモって2000-3900の和了。これが決め手で1半荘目トップで終え、まずは作戦通り。
このまま2半荘目がスタート。
まぁ手が入らねーw
しかし作戦さえ引いていればそんな時もやる事はブレずに済むわけで、自分に手が入らないときは、貫上プロと心中だなって事で2半荘目はズブズブで終わるw
ここで大事なのは『①の作戦時も②の作戦もふんわりと頭の中で忘れちゃいけない』ってことでしょう。例えば2半荘目は高橋プロがトップで終わっていますが、①の作戦を引いているのでとりあえずミッションはクリアしていますが、同時に今節に下位者がバカ吹きしちゃうとチョッと具合が悪いので、そのあたりの動向には気をつけないといけません。
このあたりの話は、半荘単位で脳内に置き換えて考えてもらえると、普段の麻雀に使えるかもしれませぬ。
で3半荘目は抜け番で、3日間の平均睡眠時間が3時間切っており、この日も夜勤明けであんまり寝てません状態の脳を休ませる為に、しばし休憩。
30分経って会場に戻ると…
まだ東1局w
結局2時間ゲームになってて「なにごと!?」って思い、3半荘目の成績を見て愕然とする。
オ、オワタ…orz
さすが力の貫上プロというべきで、ここまでのわしの作戦が見事に吹き飛ぶ大トップで、瞬時にわしの小手先の作戦は水泡に帰しました。
しかし稲垣プロも高橋プロもポイントを目減りさせ、2半荘でプラスを稼いだ秋山プロもマイナスへと転じている事も鑑みて、急遽作戦を①から②へと移行させる。これだと貫上プロとwin-winの関係だし、やりやすくなるんじゃないか…
なんて思いながら、4半荘目は貫上プロの抜け番ってことで、ここは是が非でもトップを取って、ポイント上積タイムと行きたい所。
ここで門混七対子ドラ2をツモって4000-8000からスタートする。
こっから守ってるわけでも攻めてるわけでもないのに、まぁダマテンの高い手に刺さる刺さる涙
終わってみれば3人浮きの2着って何でやねんw
ここは作戦的にはまずまずですが、テーマはトップでポイント上積だったんで、かなり物足りないというか、作戦に固執して勝負に負けた感じです。あくまで勝負はポイントで決まる。作戦ばっか考えてるとこんなヌルい事も起こっちゃうよという典型的な半荘でした。
かといって作戦的には成功なんで、悔いはするけど反省はしない。
それが根越スタイル!ババーン(←反省せんかーw)
そして5半荘目。ここで根越、誤算が生じる。
貫上プロ、ここは2人でwin-winで行きましょうと思ったところ、貫上プロは根越に辛い打牌の意図を感じる。
そりゃ貫上プロからすりゃ当然で、このポイントであれば僕より下のポイントを持ったプレイヤーに僕より上に行ってもらって僕のポイントを目減りさせる方がうま味はデカイ。
これはつらかったなー。てか、考えとけよそれくらい、わしw
で、オーラスは123平和三色ドラ1の一向聴で、聴牌したのは123が崩れる4sツモ。出所によっては和了ラス。ツモれば沈みの2着。ツモってフリテンリーチで高めの1sツモなら浮きもある。ただそんな猶予、あるのか…?
てなわけでここも作戦を最優先してリーチ。これを何とかツモって被害を最小にして第2節を終えた。こんな感じでした。
そうやって考えた上でこの結果。どうでしょう?
突然の作戦変更もありましたが、終わってみたらまずまず作戦通りじゃないです?
欲を言えばもっとプラスしたかったけど…
まぁしゃーない、そこは次節って事で。
で、全体順位がこちらドーン!
他の卓の結果も相まって、作戦ピッタンコ嵌ってない?
米川プロの大プラスもあって着順は3着のままですが、3着以下のポイントを少しだけ離す事には成功しているんで、まずまずといったところでしょうか。
しかしやっぱり大きなプラス。次節も作戦は卓組を見て考えて遂行しますが、自分が大きなプラス叩いて安心したいなぁってのが正直なところです。
次節はやったんでって事で、応援してくれると喜んじゃいます♪
ちなみにですが、C1リーグ5節から合わせて、これで7節連続プラス。チョッとだけプチ自慢♪(←意味無しw)

