やっぴぃ☆
えー、どうも。
ところで皆さんは麻雀ってどのくらい打ち続けられますでしょうか?
昔は僕は、フリーなら眠くて目が開けてられなくなるまで打って、雀荘で仮眠して、起きたらまた打ち続ける。なんてことは全然平気でした。
最近では4半荘くらい打ったらもうおなかいっぱいで、まぁ、打てと言われれば打てるけど、気持ちがあんまり乗ってこないってのが常なんですよねー、正直。
老いです。ええ。
怖いですねー、30歳超えるとw
そう、変わらないと思っていても、やっぱり色んな事が変わっていくものだと最近いろいろと痛感しております、ええ。
例えばプロ復帰して変わったと感じることもたくさんありますね、昔に比べて。
まず、格段に技術が変わっている。
自分のプロ時代の関西のプロ麻雀シーンは、お世辞にも褒められたものではなかったと思います。
これは麻雀界そのものの激変もあったり、時代的な背景もあったりするんですが、やっぱりネットの影響が強いのかなぁと個人的には推察しております。
それよりもすごい変化と言えば、アマチュアの方たちのレベル・麻雀に対する意識、そして麻雀プロに対する知識・見識が随分上がったなぁということ。
こちらもネットの影響が強い事がいえますが、大きいのは『麻雀を打つ場』が各方面で増えている事。これが大きいのではと思います。
つまりは麻雀界が発展してきているということであり、これはプロとして非常に嬉しい事なんですよね。
だもんで、プロよりも有名なアマチュアが出てきたり、プロよりもプロの知り合いが多いアマチュアもたくさん出てきています。
そう考えると、プロも色んな方面での努力が必要であり、その努力さえあれば、例えばネットでの対局なんかが無くても、自分の名を売るチャンスはたくさんあるということになります。
これはプロのこれからの努力の形が問われるのかなぁと逆に妙なプレッシャーを感じてるわけですよ、ええ、侍ですけどね、ええ、ええ。
まぁそう考えれば、自分がアマチュア時代にやってきた事も少しは無駄にならずに済んでいるのかなぁと、少し胸をなでおろす部分ではあるのだけれど。
しかしねー、一番自分が変わったよなぁと思う部分があるわけですよ。
それはこの前、少しツイッターでつぶやかせてもらった事なんだけれど。
A.ruleで打っていた時のこと。
その方は昔から知ってる人ではいるけれど、自分の事など特に何とも思っていないと思っていた。
その日はゲストプロもいる日で、無論、ゲストプロ目当てに来る方がほとんどだと思っていたんですよ。
まぁそれは間違いないのだけれど、その方はなんと、ゲストプロではなく僕なんかと同卓をしたいと、わざわざ同卓希望を出し、その方は卓を抜け僕が打ってる半荘を待っていてくれたのだ。
素直に嬉しかった。
ものすごく嬉しかった。
自分の麻雀には人を魅せるだけの自信はある。
そう思わないとプロなんてやってられないし、自信もないのにプロでございなんて言うべきではないと思っている。
しかし、だからといってこんな何の知名度もないプロと一緒に麻雀を打ちたいと言ってくれる人がいる。
こんな嬉しい事があるだろうか?
もちろん、知り合いだから一緒に打ちたいと言ってくれた優しさなのかもしれない。僕でなくてもよかったのかもしれない。
それでもこんな嬉しい事があるだろうか?
また別の日。
同卓したプロにはサインが欲しいんです、と、ツイートで、今度会った時は根越プロのサインを下さいと言ってくれた方がいた。
冗談みたいなホントの話。
その方のツイートを少しのぞいてみると、こんな事を書かれていた。
『自分はただの麻雀ファンです 年齢、性別、団体、タイトル 関係なく皆様尊敬してます だから、足りないんです。 遠慮せずに書いて下さい 麻雀プロってのを誇りにして下さい』
僕は所用で先に帰ってしまい、この方にサインを書くことは出来なかったのだけれど、麻雀プロに対してこれほどまでにリスペクトを持って接する方がいるのだと、すごく感銘を受けました。
そうなんだよね。
僕は麻雀プロなんだ。
僕は麻雀界で、この世界でヒールになってやるーって思っていた。
今もその気持ちには変わりはない。
ただね、一番変わったなってのは、やっぱり自分がプロに戻ったって事自体なんだよなって思った。
そしてこんな僕ですら、プロと認めてくれる人がいる、リスペクトしてくれる人もいる。
もちろん、絶対数は少ないのだろう。
プロの中にはそんな人はいないだろう。それは当然だ、今年入った新人にそんな目で見るプロはいない。
でもね、そんな人が一人でもいるのなら、信念曲げずに、頑張ってやっていこうと思えるよね。
うん、これは大きな変化だ。すごい変化。
がんばろう、そう思えた。
心が若返ったよ、ホント。
実年齢は30オーバーなんだけれどw