友人の通っている勉強会に参加しはじめ、

先生にすぐに尋ねました

 

 

ぼく「直接内臓を触らないのに、なんで効果があるんですか?」

 

先生「身体にはラインっていう全身につながるものがあり、直接触れると一か所にしか施術できないし、

    深いところにまで届かない

    この方法では、ライン上にあるすべてのものを刺激できるし、深いところまで施術できる」

 

というようなことを言われ、

ぼくはラインっていうのが何なのか、

もしかしたらアナトミートレインとか経絡のことかなって、何となく納得してました

 

 

施術としては本当にソフトなもので、

手を全体まんべんなく接触させていくものでした

 

 

その手技を行うと、不思議なことにお腹にすっと風が通るような感じがして、

実際に患者さんに行ってみても効果がみられます

 

 

それからはどんどんソフトで繊細な手技に興味を持つようになり、

インターネットや雑誌で他にもないのか探すようになりました

 

 

そうしているとやはりオステオパシーは避けては通れずに、

面白そうなセミナーはすべてオステオパシーだとか、それをベースにしたものばかりでした

 

 

過去にカイロプラクテイィックの養成所に通っていた時、

自分でオステオパシーを否定した手前、

どうも素直になれない僕は、

オステオパシーから派生した頭蓋仙骨療法にたどり着きました

 

 

それから頭蓋仙骨療法やクラニオと名の付くものには、

片っ端から参加しまくり、

気が付けば10人以上の先生から学んでいました

 

 

学ばせてもらったすべての先生は、

それぞれ少しずつ教え方が異なり、

毎回新鮮な気持ちで勉強していくことが出来ました

 

 

頭蓋仙骨療法を学び始めると、

自分の臨床でも使う機会が多くなり、

次第にカイロプラクティックを使う割合は減ってきて、

やがてほぼ使うことはなくなりました

 

 

それだけ面白かった頭蓋仙骨療法ですが、

本家のオステオパシーを学ぼうという気は起りませんでした・・・

 

 

 

でも正直に言うと学びたい気持ちはあるんですが、

自分の過去の考えを否定するのが嫌というか、意地を張るというか、

何ともバカな理由でした

 

 

というわけで、僕がオステオパシーにたどり着くまで、

まだもう少し時間がかかることになります