夏の東京では、至るところに私をイラつかせる名人が現れます。
通行マナーを無視してでも絶対に日陰を譲らないヤツとか、日傘を腕にかけたまま満員電車の中で携帯を見るヤツとか…
この街は一体いつから、こんな風に冷たくなってしまったのでしょう。
過去と比較する中年にはなるまいと思っていましたが、下町らしさで溢れた時代が無性に懐かしくなるこの頃です。
ほんのちょっぴりノスタルジックに、今回のテーマは東京出身の作家です。
借り出しリスト
81 貫井徳郎/ミハスの落日
82 長野まゆみ/デカルコマニア
83 長尾剛/牧野富太郎の恋
84 中島京子/妻が椎茸だったころ
85 夏目漱石/随筆集
あまりの暑さに、ちょっとしたことですぐ気が立ってしまうようです。
加えて更年期はいよいよ挑発的になり、私を振り回してくれます。
店長さんのブーケはいつも素敵です。
荒くれた心を落ち着かせてくれます。
変な事業にお金を使うなら、東京のあちこちに植栽してみてはいかがでしょう?
都知事に提案してみようかしらん。
