年配者向けのブランドでない限り、アパレルショップでは若者に接客されることが多いです。
ヤングには活気がありますからね。
一生懸命な姿には元気をもらいますが、ジェネレーションギャップに小さなため息をつく日も少なくありません。
永らくオリーブと認識していましたが、いつの間にかカーキに変わっていたらしいです。
我々世代のカーキとは、乾いた土色を意味していたのですが…
そして永らく軍パンと呼んでいましたが、どうやら最近はワークパンツと言うらしいです。
ならば、デニムもここにカテゴライズされるのでしょうか?
疑問は渦巻きますが、老害と思われたくなくて簡単には聞けません。
若者との会話に気を遣う、弱腰な中年です。
読書の記憶
73 越谷オサム/まれびとパレード タイトル伏線に気づいた時の爽快感。小学生が妄想したような世界観。立派な大人が描くからこそバカバカしいのにちょっと切ない。
74 梶よう子/ご破算で願いましては キーパソンの登場を引っ張りまくった挙げ句の急展開。最後が駆け足すぎてちょっと疲れちゃう。もう少しじっくり味わいたかった。
75 梶尾真治/彼女は弊社の泥酔ヒロイン 私にも秘めたパワーがあったらいいのに。大きな正義感を抱いたのは昔の話。今欲しいのは身近な悪行を軽く後悔させる特殊能力。
76 岸本佐知子/ひみつのしつもん やっぱりこの人は良いと何度でも思う。テンポが心地よい。好きな作家さんが何人も讃えていると知り、同士を得たようで頼もしく嬉しい。
77 神楽坂淳/恋文屋さんのごほうび酒 代筆業ってかなり惹かれるお仕事。自分の書いた手紙で誰かの想いが成就したら?…想像するだけで興奮する。一度はやってみたい。
78 川口葉子/サンドウィッチと喫茶の時間 東北・中国・四国の魅力に釘付け。ぼんやり住みたいと憧れる地域。名前のない感情を恋と認識した時みたいな甘酸っぱい気分。
