読書の記憶οΟ⑩ | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

先日、誕生日を迎えました。

43歳になりました。


どうしても夕飯は作りたくありませんでした。

ほんの少し淡い期待を抱いて帰宅しましたが、そもそも夫は私のバースデーには気づいてすらいません。

自ら買い物に赴き、寿司と酒を調達しました。

愛する友からプレゼントが送られてきたのを見て、ようやくハッとしたようでした。

おめでとうございますと言われました。

小さく、ありがとうございますと答えました。

さすがに寂しいので、汁物や副菜を用意しましたが、一切手助けはありませんでした。

苦味を感じたのは気のせいでしょうか。



読書の記憶
55 松浦理恵子/最愛の子ども リアリティ0の女子高描写に冷める。どうしても独特な雰囲気があることにしたいのかな?その実態は男子以上に男子校なゲスの集まり。
56 水野敬也/雨の日も、晴れ男 やっぱり最後は人間性がモノを言うって話。自分のために一生懸命になってくれる人を嫌いになれる?ただしホスピタリティーはほどほどに。
57 益田ミリ/五年前の忘れ物 誰にでもある人生の小さなしこり。もしもあの時…的なifを考えてしまう瞬間。即行動&後悔派の私にはよくわからない感覚だけど。
58 みうらじゅん/永いおあずけ よくもまぁこんなに色んなSMシチュエーションを考えついたものだと感心する。そのバカバカしさに救われる。どうにも疲れている。
59 宮木あや子/校閲ガール 生原稿を読んだ経験があるけど解読は本当に大変。おしゃれで気分を盛り上げる。大いに結構。モチベーションが上がるなら何でもしちゃえ!
60 松野弘・きぬ子/松野家の荒物生活 古き良き下町の風景が残る暮らし。私が好きだったかつての東京。早く、ここが自分の居場所だ!と言える家に住み替えたい。