悲しいかな、貧乏性はいくつになってもちっとも治らない。
温泉地ではゆったり過ごそうと決意して出かけるのに、気づけば観光だ土産だ地物だとあくせく動いている。
食べ放題では無理のない配分をしようと考えているのに、気づけばお皿もお腹もパンパンにして唸っている。
友人からプレゼントしてもらったアフタヌーンティーチケットinリッツ・カールトン。

こんな機会は滅多にない。
リラックスして味わえばいいのに、どうにも緊張が取れない。
せっかくリッチな時間を過ごしたというのに、首と肩がバキバキのゴワゴワ。
ホテルには何度滞在しても慣れない。
帰宅してからいただいた、近所の和菓子とほうじ茶の落ち着くこと!
あぁ、悲しき貧乏性…
読書メモ
163 名取佐和子/金曜日の本屋さん・夏とサイダー 好きな作家さんがオススメする本には興味津々。自分のお気に入りとかぶっていれば尚嬉しい。私の乱読もたまには役に立つ。
164 中山祐次郎/泣くな研修医 通勤電車の中で何度も涙ぐんだ。子供の命は本当に助けてあげてほしいと思う。頑張れドクター!私はもうおばさんだから病院には行かないけどね。
165 中島久枝/一膳めし屋丸久 この頃の食文化にはつくづく憧れる。料理に人柄が出るのはいつの時代も同じ。私も江戸っ子の端くれとして色んなことを受け継いでいきたいと思う。
166 中村文則/世界の果て グロくてネガティブで厄介で面倒臭い妄想。文章に乗せられるのは逆に作者が健全な証拠。私の頭の中など例えほんの少しでも人にはお見せできない。
167 梨木香歩/鳥と雲と薬草袋・風と双眼鏡、膝掛け毛布 西日本をほとんど知らない私にはまるで素敵なガイドブック。後半は所々に見聞きしたことのある土地が出てきて楽しい。
168 野崎洋光/食材の手帳 そこそこ料理に慣れてわかっているつもりでいたのに…私の知ったかぶりめ!改めて基本の大切さを痛感。これは購入して手元に置いておきたいかも。