読書メモ-28 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

仕事先の70代のお客様から、はとバスに乗ったお話をうかがう。

お孫さんに誘われ、皇居や丸の内を廻るコースを楽しんだらしい。

永らく都心にお住まいの方だけど、知らないことばかりで興味深かったと言う。


近くの観光名所はいつでも行けると考え、結局行かないままになっている場所が多い。

なかなか遠くへ旅しづらい世の中。

こんな時だからこそ、都内を巡ってみるのも一興かもしれない。


おばさん3人で久々のランチ女子会。

みんなが初上陸となる清澄白河を舞台にチョイス。

歩いて、喋って、食べて、買い物して…

なるほど確かにコレは面白い。

だがしかし、ところどころ見覚えのある寺や店にぶつかる。

どうやら利用した駅は違えど、過去に数回訪れていると、つきのわさんから聞かされる。



東京を開拓する前に、まずは記憶を整理する必要があるらしい。




読書メモ

151 佐藤正午/花のようなひと 挿し絵の素敵な雰囲気も相まって、何だかアンデルセン童話を読んでいる気分。恥ずかしいことに花の種類は知らないモノばかりだったけど。

152 千一夜物語拾遺・アラビアンナイト きらびやかで怪しげな中東の世界観にうっとりしてしまう。決して誉められた人柄ではない主人公がなぜ幸せになれるのか謎。

153 柴田よしき/お勝手のあん つくづく江戸時代に生まれたかったと思う。悪人が出てこないから、美味しそうな料理と魅力的な登場人物をとことん味わえる。

154 清水ミチコ/私のテレビ日記 どれもこれもラジオで聞いた話ばかりで、当時を懐かしんで思わずニヤニヤ。ミッチャンの脱力感には、人を惹き付ける何かがある。

155 沢野ひとし/山の帰り道 自分勝手なおじさんなのにどうしてこんなに愛しいの!彼らと出会って約30年。書き手によって山との向き合い方が少しずつ違うのもまた魅力。

156 世界のホットドリンクレシピ まずは表紙のココアにキュンとくる。知らないリキュール、スパイスの新しい使い方、意表をついた組み合わせ…試してみたくなる。