読書メモ‐22 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

誰もが個人的"似て非なるモノ"を持っていると思う。



私にとってのラグビー。

観戦のお目当ては、がっちりスクラムを組むフォワード陣。

もはや彼らは恋愛対象。

比較的スリムなメンバーで構成された7人制では盛り上がりに欠ける。

つまり、トキメキ&興奮度において圧倒的な差がある。


あるいは、カレー。

ここ数年、頼りにしているカレー粉。

魚や肉をソテーするにも、なかなか素敵な働きをしてくれる。

香り豊か、複雑な味わい。

なぜだかやたらと喉が渇き、そのくせ妙に物足りない市販のルーとは全くの別物。

つまり、満足感と後味の良さにおいて圧倒的な差がある。



他人からすれば些末な話に違いない。

だけど、どうでも良いことにこそ、こだわりたくなってしまう。


面倒臭い人?意思がはっきりしてる人?

言葉ひとつで、長所にも短所にもなる。


表現は変わっても、こだわりの強い私は…どうやら単に厄介な人。




読書メモ

118 百田尚樹/夢を売る男 仕事とは誰かのニーズに応えること。それを詐欺と捉えるか親切と捉えるかは受け手の心持ちひとつ。売れっ子ならではの発想なのかも。

119 バーネット/小公女 言わずと知れたセーラの物語。まさに心は錦の精神。食い入るように観たアニメ。中年の哀愁を誘う、ハウス食品・世界名作劇場!

120 椹野道流/ハケン飯友 もしかしたらコレって、ある意味BLの世界なのかしらん。あるいはモフモフ系?知らない内にハマっていたのかもしれない!

121 畠中恵/アコギなのかリッパなのか 登場人物の性格、そのものズバリなタイトル。まさにこれ以上でもなく、これ以下でもない。テンポってホントに大事。

122 深沢七郎/生きているのはひまつぶし "死ぬことは清掃事業のひとつ"大賛成。"生きているから暇だから楽しもう"大賛成。"自分自身に満足があればいい"大賛成。

123 平松洋子/日本のすごい味 食に真摯に向き合うプロフェッショナルの仕事。涙が止まらない。尊敬の念で胸がいっぱい。感謝の意を込めて少しでも売り上げに貢献したい。