愛するIちゃんと会った。
様子見と延期を繰り返すこと1年半。
ようやく顔を見て話せた。
本当はまた延期すべきなんだろうけど、今回だけはどうしても会いたかった。
谷根千エリアを散策。
まずは古民家カフェでランチ。

サバサンドに舌鼓を打つ。
店に長居はできないから、買い物をしつつ近況報告&愚痴大会。
前週にIちゃんのお母さんが亡くなった。
最近はすっかりご無沙汰していたが、30年以上前からお世話になったおばちゃん。
このところあまり良くないとは聞いていたものの、急な話でびっくり。
ようやくお互いの予定が合ったのが、緊急事態宣言2日前。
このタイミングを逃したら、次の機会は一体いつになっていたやら…
コレはきっと、おばちゃんくれたギフト。
ありがとうございました、ゆっくり休んでください。
読書メモ
58 ラフカディオ・ハーン/日本の面影 怪談しか読んだことがなかった小泉八雲。こんなにも日本を愛してくれていたとは知らなかった。当たり前すぎて気づいていなかった魅力を新鮮に教えてくれる。
59 原田マハ/太陽の棘 戦勝国、アメリカ。負けた経験がないというのは、実は精神的にとても弱いと思う。敵にも味方にも翻弄された沖縄。困難を乗り越えた人々は明るくて、心の底から強い。
60 椹野道流/ハケン飯友 成分のほとんどが優しさみたいな人ってたまにいる。どんなに大変な目にあっても淡々とやり過ごしていく。一緒にいるとほんのり幸せになれる。じわじわ続きが読みたくなる。
61 アンソロジー/ハーメルンの笛吹きと完全犯罪 ほのぼのしているはずの世界が、切り取り方ひとつでたちまちミステリーになる。童話って確かにツッコミどころが満載。大人はどうにかして含みを持たせたがる。
62 平松洋子/すき焼きを浅草で 知らないはずなのに味がしっかりと想像できる。そして妙に郷愁をそそる。しみじみ美味しいモノって、きっとそういう感じ。食欲と創作欲がとことん刺激される。
63 藤枝暁生/サラリーマン居酒屋放浪記 下町生まれには違和感のないセレクトばかりでホッとする。飲み歩いた日々も今は昔。出かける気力と体力がない。読んで昔を思い出し、家でニヤニヤひとり呑み。