ある日の食卓‐8 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

好きだからもっと一緒にいたいと思う。

でも好きだからこそ、適度な距離感で付き合うことも大切なんだと思う。



厳しい気候もやわらぎ、そろそろ春の声が聞こえてくる。
温活のおかげか老化で鈍感になったか、寒さが前ほど辛くなくなり、ちょっぴり楽しく過ごせる余裕が生まれてきた。

冬の味覚たち、今シーズンもありがとう。
・鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ
・牡蛎のみぞれ煮
・なすの揚げ浸し
・きゅうりのぬか漬け
みぞれ煮はひとつまみの塩を入れただけ。
旬のモノに余計な手間はいらない。
…コレはグルメを装った、ただの面倒くさがり屋発言。
もうそれほど美味しくないとわかっていても、買わずにいられない柑橘類。
案の定、水分が抜け味がぼんやりし始めていたポンカンとデコポン。

みんなみんな、しばらくお別れだ。
機が熟したらまた会おう。


そして今度は、大好きなお豆の季節がやってくる。
去年、泣く泣くさよならしたグリーンピースや空豆…
再会の日が待ち遠しい。