仕事中に色々な頂き物をする。
私の担当にはご年配のお客様も多いから、ムスメと接しているような感覚になるのかもしれない。
ちゃんと水分補給しなきゃダメよ、ちょっと休憩しましょうよと、飲み物やお菓子を差し入れてくださる。
さすがにいい歳だから、用意もしてるし買えないわけじゃない。
そんなのお互い分かってる。
ただ、その気持ちが嬉しい。
バレンタインって楽しくてつい買いたくなっちゃうのと、70代のご婦人から。何て優しくて可愛らしい方!
素敵な人生の先輩。
読書メモ
13 万城目学/パーマネント神喜劇 珍しくページ数少なめながら、頬の端で笑っちゃう感じとキッパリとした馬鹿馬鹿しさは健在。ま、タイトル見れば大体わかるか!
14 宮下奈都/静かな雨 "あきらめるのって大事だと思う"の言葉が静かに胸に沁みる。あきらめを知ってる・あきらめ方を間違えない…本当にその通りだと思う。
15 宮本輝/真夏の犬 ザ・昭和の風景。生まれてないのになぜだか懐かしい。一生懸命で虚しくて、有り余った力をどこにぶつけていいのか分からない、きっとそんな時代。
16 三島有紀子/ぶどうのなみだ 小説より映画のためという物語で、風景がよく見える。表紙が出演者の写真になっていたけど、描かれているイメージとはだいぶ違う。
17 増田俊也/北海タイムス物語 仕事スイッチが入りすっかり人が変わる成長物語。やる気なしパート2/3・激烈に働くパート1/3。ボリュームはぜひ逆にしてほしかった。
18 森まゆみ/用事のない旅 旅は絶対のんびりダラダラ派の私には極上のガイドブック。名所キチキチ派のつきのわさんに読ませてやりたい。読んでも変わらないだろうけど…