皮がほとんど緑色のみかん、石細胞を固めたような梨、まるで野菜みたいなスイカ…
どこへ行ってしまったの?
若年層の流行りに振り回される栽培品種。
彼らを喜ばせるために購入するのは、確かに中高年に違いない。
だけど、消費のメインもまた我々中高年。
この路線を歓迎しているかと言えば、必ずしもそうじゃない気がする。
その証拠に、"昔ながらの"と銘打った商品をちらほら見かける。
結局みんな、あの頃の味を求めちゃってるんじゃない?
親戚から届いた巨峰のムスメ。
濃いのも、さっぱりなのも、時々ハズレ粒もいる。
そうそう、コレが良いのよ。
店頭がシャインマスカットばかりじゃ、私の購買意欲は掻き立てられない。
単調な甘さに2粒で飽きちゃう。
酸味~、カムバック!
ただし、砂糖を欲するほどのグレープフルーツやイチゴはもう勘弁。
先割れスプーン、懐かしいけどね。
本の備忘録
77 新津きよみ/彼女の遺言 過去に戻れるとしたら?やり直したいことがある。ケセラセラ人生を送る私のたった1つの後悔。いつか笑える日がくるだろうか。
78 新美健/炙り鮎 生まれた環境が人生を左右する。不公平で可哀想と素直に応援できるのは、私が苦労をせずに済んだから。頑張ってくれた人のために頑張りたい。
79 梨木香歩/不思議な羅針盤 誰かを想ったり想われたり、くっついたり離れたり。誰かとの関係性は自分の気持ち次第。好きと思える人がいることの有り難さ。
