ゆるゆる温活便り 28通目 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

絵を描くとする。
例えばゾウがテーマだとしよう。
特徴を頭に思い浮かべる。
まずは長い鼻、ヒラヒラの耳、あとは大きな脚というところだろうか。
試しにペンを取ってみてほしい。
耳が犬っぽくなったとしても、長い鼻さえあれば雰囲気は出る。
逆に、ヒラヒラの耳を精巧に模写しても、鼻が犬っぽければちっとも象には見えない。
つまり、最も目立つパーツがきちんと配置されていればそれっぽくなるわけだ。

テーマが私の似顔絵だったら。
そこには100%の確率で、大胆なクチが存在する。
顔のほぼ半分を占めるようなパターンもあるくらいに。
とにかく鍵は分厚いクチビル。

最近はぽってりがもて囃されているものの、昔はタラコ扱いで、よくからかわれた。
大金を投じて手術するような人も少なくない中、こちらは費用いらずの天然モノ。
おまけに皮が薄くてナチュラルに赤みがかっているから、美意識高い系の方々には羨ましい仕上がりになっているらしい。
世の中、何が起こるかわからない。

おかげさまで口紅の使用経験はナシ。
色づけする必要がないから。
ただし、敏感・乾燥のせいで、荒れを防止するのは大変。
厚さも相まって、どうもみんなの3倍はリップクリームを使っている気がする。
放置という強行手段で鍛えた甲斐あって、以前よりグッと購入回数は減ったけど。

私のチャームポイントは唇!
もう、言ったもん勝ち。
せっかくのウリがしわしわに描かれないよう、肌に優しい1本を求める旅は続く。