本の備忘録 3 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

寒いと本当に色々なことが億劫になる。
今年もしっかり、ウィンターブルーとやらにかかっている。

冬の家事で何がイヤかって、買い物はほどイヤなものはない。
ただでさえ脳が休止状態なのに、凍えるような気温の中を出かけなければいけないなんて…
もう、想像しただけでうんざり。
毎回、意を決して何とか家を後にする。

せめて気を紛らわすために、つきのわさんを誘ってみる。
すぐに散財させられるから本当は連れていきたくないんだけど、ひとり寒空に投げ出されるよりはまだマシ。
もちろん昨日も、当たり前のようにおねだり攻撃。
ねぇねぇ、お願い~!が常套句。

彼の目線の先にあったのはしらす。
それも箱入りの1㎏。
いくら何でも夫婦ふたりには多すぎる。
すごくお買い得だよ?って言うけどさぁ。
お値段1000円。
確かに、目を疑うような価格。
元々冷凍だから、保存にも問題はないし。
ままよ、と購入に踏み切る。
それほど期待していなかったけど、開けてみてビックリ。
これまた目を疑うような、大粒(?)でキレイな稚魚がズラリ。
もちろん、お味もバッチリ。
たちまちご飯のおかわり。

今回ばかりは、ヤツを同行させて正解だった。
でも、そう言うと調子に乗るから、心の中だけで思っておく。



本の備忘録
5 老後の資金がありません/垣根美雨 とても他人事とは思えない、お金の問題。専門家のノウハウ本なんかよりも、よっぽど身近でわかりやすい、有意義な解説書。
6 一本うどん/倉阪鬼一郎 いつの世も、人は皆、何かを抱えて生きている。変に隠しだてのできない時代の方が幸せだったのかもしれない。江戸の人情と食がじんわり沁みる。