元々は、感性論哲学です。
感性論哲学が始まりです。
感性論哲学は、生きた、ダイナミックな
実践的な変化を前提とした哲学です。

一方、易経は、英訳では「The book of Change 変化の書」
と言われている東洋思想書です。
東洋思想の究極と言われ、
安岡正篤氏も晩年易経の研究をさらに深めたと言います。
その意味では、感性論哲学と通じるものがありますし、
もしかしたら「感性論哲学は、現代の易経かもしれない?」
という私の直観がありました。
あくまでも、仮説ですが・・・。
それを明らかにしたい、という気持ちが芽生えてきました。

そして、ドラッカーです。
私が師事させていただいている易経の先生に
竹村亜希子先生という易経研究家の先生がいらっしゃいます。
その生徒さんに佐藤等氏がいらっしゃいまして、
この佐藤先生は「実践するドラッカーシリーズ」を書かれている
ドラッカーに大変通じている先生です。

その佐藤先生が
「ドラッカーと易経とは大変似ている、
 相通じるものがある」
「でも、ドラッカーの文献には易経は出てきていない」
ということを言っていた、ということを
竹村先生からお聞きしたのです。

なるほど、そうか。
ドラッカーさんも宇宙と通じていた人、
宇宙とつながっていた人なんだな、と勝手に思った次第。

同じ宇宙を感じた者たちが
いろいろな立場から、いろいろな表現をしているのだろう。
だから、そこには共通性があってもおかしくない、
むしろ、共通しているとみるべきだろう。

ということで、「本当に、そうか?」という思いもありまして、
それを気長に検証していこうという、ということなのです。

三者とも、あまりに広く、深く、膨大な世界だけに
私の一生をかけても足りないかもしれませんが、
追いかけてみたいと思った次第です。

不定期なものになりますが、
興味のある方はお付き合い下さい。

また、参考になりそうな情報がありましたら、
教えて下さい。