AIが外すローカル鉄道知識|千葉北西部で本厚木の地名が刷り込まれた理由とは? | テツになる勇気。

テツになる勇気。

テツってのはね、乗ってりゃいいってモンじゃない。撮ってりゃイイってもんでもない。スジって一人でニヤけていたら通報寸前w。
そう、テツってのは、語ってナンボなのよ(マジかっ

関東ネタで。

 

本厚木。ありますね。小田急小田原線、通称、小田急線。そういえば、小田原線のことを小田原線と呼ぶ人見たことないです。大概、小田急線ですね。

野田線をアーバンなんとかどってんぽーラインとかなんとか呼ぶ人がいないのと同じ類でしょうか。いやいやそこは話の本筋ではなく。

 

この本厚木。

 

ついに先日、行く機会があり行ってきました。

職業柄、相模原とか厚木あたりってのは倉庫が多いよな的な印象が強く、でっかい倉庫やら建物がいっぱいあるイメージだったんですけど、行ってみると普通の住宅街でまあ。ちょっと拍子抜けです。

 

で、当然に仕事で行ったわけですが、行く前から、なんなら小学生時代から本厚木の存在は特別なものとして当時の私少年の記憶に刷り込まれていたんですね。ちなみに私は、野田線をネタにしている時点でだいたいその辺に住んでいるというのはお察し付くかと思いますが、そうなると県も違うし、なんで本厚木を知ってるんだという話になると思いますが、実際のところあまりそうはならないと勝手に思っています。

 

多分本厚木を知ってる人は周辺にも結構多い気がします。統計取ったわけではないですが。

なら、なぜ本厚木の知名度が千葉北西部で高いのか、AIにぶん投げて聞いてみました。

 

AI君もいろいろもっともらしい御託を並べて回答してくるんですが、ピンポイントの正解ってありませんでしたね。

厚木基地があって有名とか、遠すぎない別エリアの代表的な街だとか、ホントに適当な御託を並べてきました。星一徹がいたらちゃぶ台ごとひっくり返していただく事案です。わかってないなぁ。

 

正解は、常磐線各駅停車の東京方面の行先の半分位が「本厚木」行きだったから、その地名を目にする人が多かったって話ですけどね。ただ、今は小田急線と常磐線の直通運転をやめてしまったので、すべて代々木上原どまりになってしまってます。何年か前、小田急線の複々線工事が完了した時点からだったでしょうか。ようやく小田急の本丸、新宿への線路容量が増えたので、新宿に行かない地下鉄の直通運転に対する小田急側のありがたみが減ったから、が理由でしょう。結局は利用客より、鉄道会社の都合でものが決まる世の中です。直通運転も、アーバン何とか的な名前も。げふんげふん。

 

直通運転をしていたころは、最長で本厚木から取手まで直通運転をしていたので、通勤電車で最長区間を走破していた路線とも言われてましたね。鉄キチ少年だった自分は、いつかこの全区間を走破してみたいと思ったもんでした。

 

で、今回やってみましたよ。直通はないものの、常磐線から代々木上原までいって乗り換え、本厚木まで。さすが新線。路線もきれいで、ほとんど地下にも潜らず景色もいい。小田急君、頑張りました。特に地下化で沿線住民とだいぶこじれてましたけど、なんとか粘り勝ちしましたね、って感じです。

 

一方で、さすが通勤電車。代々木上原から千葉に至る帰りではもう座りすぎてケツが痛くなる。

仮に本厚木まで直通があったとしても、これはずっと座ってられない。体力的なもんもあるのかな。

 

そんなこんなで一日が終わりましたが、それでも長年の夢がかなったのはよかったですね。

強いてあげれば、本厚木、てっきり終点駅ということで車庫くらいあるんかと期待したんですが、留置線すらもなかったですね。ほんとに普通の中間駅でした。ここはガックシ。