ヤッパくんです。ITの営業してます。
私が売っているのは、よく企業の基幹系システムと呼ばれる業務アプリケーションです。
受注したり、倉庫に商品を出荷させる指示をしたり、発注したり、在庫を管理したり・・・etc。
企業が主業として「お金を儲ける」プロセスそのものを担うシステムなので、「基幹システム」と呼ばれているんだと思ってます。
結構診断士の勉強内容と被ってる部分もあるので、仕事≒勉強みたいなことができるのが、受験生としての私の強みかもしれません。でも受からないですが泣
今、顧客の新期開拓をやっていて、どう開拓したるかいろいろない頭振り絞って考えてるところです。
この局面で、診断士の勉強しててホンマ良かったと思うのが、企業のIR情報がよく読めるようになったこと。
まあプロの投資家さんや本物のコンサルの皆さんに比べるとペペペのペでしょうが(笑)、一見敷居の高そうなIR情報みてニタニタできるのは、診断士の勉強してる人の特権でしょうね。
で、ある上場会社にアタックかけようとしてIR情報を見てました。食べ物を扱っているある会社さんです。その会社さん(名前は伏せますね)の業績、前々期に比べ前期は売上高1割増しで、営業利益も倍増。株主向けの説明資料でも、結構ドヤ顔のコメントがちらほらとちりばめられています。
・新規顧客の開拓と既存顧客の拡売、両方の取組で成果を出せた
・調達力も強化され、低粗利品の切替も順調
・かかる人件費等の販管費も増えてはいますが、売上増に比べ伸び率は低い
・連結子会社まで収益改善できちゃってます
みたいに。すごいぞ、非の打ちどころがない。
でもそれだと、現状業務に課題設定をしてウチの業務アプリケーションを売り込むことができんっ
なので、ダメもとでちまちまと財務分析してみると・・・おおっこんだけ右肩上がりの業績なのに、なぜか棚卸回転率だけが前年比で後退。棚卸高が1.5倍に増えてます。金額にしたら当然、億をはるかに超えてる。でもって、対する売上増はせいぜい1割程度です。調達力を強化してるはずなのにおかしいじゃないですか。説明会資料にもその点書いてない。政策的に在庫を積み増したんなら、コメント位書いてもいいんじゃないですかね?
と思ったら、現状の課題認識として「物流機能の強化」が掲げられてました。
売上増に対応できる物流機能の一層の強化、がテーマのようです。もしかして売上増に倉庫等の現場が追いついてなかったりしちゃうんちゃうか?で、配送ミスとか賞味期限切れの在庫破棄とかが生まれちゃってるとかあるんちゃうの?とか。売上増加の勢いで、発注量を見境なく増やしてるとか・・。調達力の強化はあくまで利益の視点でしか言及してなかったですしね。
というわけで今度突撃アタックして、「ぶっちゃけどうよ?」と聞いてきます。
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