すごいセンスがよくて好きな、ある歌手のブログより。
グッときた
というか
何か感じるモノがあったから、そのまま使わせてもらいました。
7月の最後の日、
ハル(息子)のお友達が急な水の事故で天国へ行きました。
ネットでニュースを見た時に、もしかして近所の子だったのかなと
思っていましたが、まさかのことでした。
お通夜とお別れ会では、沢山の大人と子どもが
ただただ呆然と泣いていました。
会場の壁には、生まれてからの写真がいっぱい飾ってあって
遺影は、天使みたいに見えました。
今まで、ワタシも色んなお別れに立ち会ってきたことはあったものの
老いて、順送りで、また闘病の末、がほとんどで
やっぱりその方々の顔は、この世に別れを告げて痛みも苦しみもない
世界へ旅立った後の、空っぽの抜け殻にしか見えなかったけど。
あんなに小さなお棺の中の天使の顔は、ちょこっとお昼寝してるだけに
見えました。
名前を呼んだら、ひょこっと起きてきそうな。
まだまだ伸びるはずだった背や髪や爪、睫毛が
「そりゃないよ、まだ大きくなるのに」
と言ってるようにすら思ってしまいました。
わずか6年間。
ずっと待ち望んでやってきてくれた子を、
また神様に還さなければいけないなんて。
お坊さんも読経も祈りの言葉も必要無い、
大好きだった先生や仲間達が口々に「ありがとう、だいすきだよ」と
彼女に声をかけました。
ああ、彼女はみんなに愛されるために
生まれてきたんだと思いました。
子どもはみんなそうで、
人はみんなそうで、
彼女はこの生涯で、そしてこれから先も、
そのことを教えてくれ続けるんだ、と思いました。
事故原因の究明や納得のいかないこと、
無念としか言えないことも山積です。
でもそれを超えてまだ余り有る
「愛」があの場所には溢れていました。
そんな素晴らしく尊いことを、教えてくれてありがとう。
そんな素晴らしい命を、大人がちゃんと護ってあげられなくて
本当にごめんね。
ご両親が彼女と、いつか天国で再会出来る時まで
計り知れない悲しみと闘うことになると思うけど、
そのたびに、お二人の周りにいつも、羽根の生えた彼女が
そんな二人を護ってくれているんだと思います。
そうに決まってる。
子どもは、愛の塊だ。