マンガ家高井研一郎先生の山口六平太連載500回記念パーティーに出席させていただきました。

先生とは5年くらい前からお付き合いさせていただいていて、今回このパーティーでネタをやって欲しいと依頼されての参加。

マンガ家の先生のパーティーって事は、出版関係の人達が続々と来るはず。
…って事は、ここでいい所を見せられれば、ヤポンスキー本出版もありえん話じゃあない。
一人でにやけていると、相方が僕をたしなめる。

俺達は今目の前にいるお客さんに楽しんでもらう事が全てだろ?!
仕事に変な色気を出すんじゃない!

すごくいい事を言ってるが、目は¥マーク。

どっちにしても盛り上がれば全てOKって事で、意気揚々と会場に入り準備を始める。

と、高井先生が会場に到着。
さすがにマンガ界の大御所。
オーラが漂う。
が、そのオーラを漂わせるお方がお一人じゃない。
隣にいらっしゃるのはゴルゴ13のさいとうたかを先生、釣りバカ日誌の北見けんいち先生、レモンハートの古谷三敏先生もいるし、新撰組の黒鉄ヒロシ先生までいる。…っていうか、いらっしゃる。
そして最後にあしたのジョーのちばてつや先生が遅れての登場。

マンガの歴史の教科書があったとしたら、間違いなく載っちゃうような方々が多数ご出席。
もう仕事を忘れて感動する。

あれ?…ちょっと待って?
もしかしてこの人達の前でネタやるの?!

僕等のネタはへのへのもへじで絵を描いていくネタ。
日本マンガの歴史を作ってきた人達の前で絵を描くネタなんて失禁モノ。
当初の予定を変更し、そっと目立たないようにこそっとネタをやってそそくさと帰る事にしようと提案。

しかし相方が僕を一喝。

マンガ界の大御所だろうがなんだろうが、俺達と同じエンターテイナーだろ!
気後れする必要がどこにある?!

涙目ではあったが、この言葉に勇気付けられた。
さすが相方。

ただ、帰り際に同じエンターテイナーのはずの先生方全員からサインをもらっていたのは見逃さない。

今日はそのパーティーの主賓、高井先生が描く山口六平太をへのへのもへじで描いてみました。