東京の兄は
今月の19日~22日まで
彼女さんを連れて
宮城に里帰りの予定でした。



父もそれに合わせて
単身赴任中の秋田から
帰宅する予定でした。



母は、
兄と父の帰宅を心待ちに、
一人で宮城の自宅で
待っていました。






昨日テレビに
母方の親戚の家一体の映像が映り、
親戚の家が完全に水の中だと知りました。



また、
実家付近の映像が映り、
家からほんの数分の距離まで
水が迫っていたことも知りました。



父の実家の気仙沼は
被害が大きかったようです。
父方の親戚は気仙沼の島にいます。



友人・知人に安否確認のメールをし、
二人から返事が来ません。



亡くなられた方の名前が
テレビで読み上げられたとき、
本当によく似た名前をみつけ
慌てて携帯の電話帳を確認。



『○○○○江』
『○○○○子』
最後の一字が違いました。



12日の早朝に母の声をきき、
少し安堵したものの、
それ以降連絡がとれません。



よく考えればわかるのですが、
電気が使えないのだから
固定電話はもちろん
充電がなくなれば携帯もつながらない。



普段から充電しながら
携帯をいじっている私は
そんな単純なことにすら
気づけませんでした。



ご飯は食べれているだろうか
お水はあるのだろうか
風邪は悪化していないだろうか。



泣き虫で甘えん坊な母が
今一人で耐えていることを考えると
本当に申し訳なく苦しいです。





これ以上
被災者が増えませんように。
これ以上
誰も苦しみませんように。
少しでも多くの命が
助けられますように。